電話する

地図

予約・問合せ

メニュー
ヘッダーオファー

顎が小さい子どもは歯並びが悪くなりやすい?矯正方法も

2026年6月20日
顎が小さい子どものイメージ

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

お子さまの口元を見て、なんとなく顎が小さいのではないかと感じたことはありませんか。顎が小さいと、歯がきれいに並ぶためのスペースが足りなくなり、歯並びが悪くなる可能性が高くなります。見た目だけでなく、噛み合わせや発音、さらには全身の健康にも影響を及ぼすことがあるため注意が必要です。

今回は、顎が小さい原因や影響、矯正方法などについて詳しく解説します。

子どもの顎が小さいとどんなリスクがある?

子どもの顎が小さいと発生するリスク

顎が小さいまま成長すると、口腔だけでなく全身の健康にもさまざまな影響が及ぶ可能性があります。以下に、主なリスクを紹介します。

歯並びが悪くなる

顎が小さいと、歯がきれいに並ぶためのスペースが足りずに歯並びが乱れる傾向があります。歯が斜めに生えたり、重なったりすることがあるのです。

歯並びが乱れると、噛み合わせが悪くなり、食べ物がきちんと噛めなくなることもあります。

発音や嚥下に影響が出る

顎が小さいと、舌の動きや口の中のスペースが制限されるため、発音や飲み込みなどの口腔機能に影響が出ることがあります。たとえば、サ行やタ行などの発音が不明瞭になったり、舌足らずな話し方になったりすることもあります。

また、正しく嚥下できないと、食べ物をうまく飲み込めず、食事中に時間がかかる傾向も見られます。これらは成長とともに改善するケースもありますが、長く続くと社会生活や学習に影響する場合もあるため、早期の対応が大切です。

口呼吸が習慣化しやすい

顎が小さいことで口の中のスペースが狭くなると、自然に口が開きやすくなります。その結果、無意識のうちに口呼吸が習慣化しやすくなります。

口呼吸が続くと口の中が乾燥し、唾液による自浄作用が働きにくくなります。そのため、虫歯や歯周病を引き起こしやすくなるのです。また、口呼吸は喉の炎症や風邪の原因にもなります。

さらに、舌の位置が下がりやすくなり、舌の筋肉が十分に発達しないと、発音が不明瞭になったり正しい飲み込みができなくなったりすることもあります。顎の成長と口呼吸には密接な関係があるため、注意が必要です。

顎関節症のリスクが高まる

顎が小さいと、歯が正しい位置に並ばずに噛み合わせがずれやすくなり、顎関節に余計な負担がかかることがあります。その状態が長く続くと、顎の関節に炎症が起きたり関節の動きが悪くなったりして、顎関節症を引き起こすことがあります。

子どものうちに顎関節症になると、口の開け閉めがスムーズにできなくなったり、顎の痛みが長引いたりすることもあり、日常生活に影響が出る場合もあります。顎の異常を見逃さず、早めに対処することが大切です。

子どもの顎が小さくなる原因

子どもの顎が小さくなる原因

では、なぜ子どもの顎が小さくなるのでしょうか。主な原因は、以下のとおりです。

柔らかい食事が多い

現代の食生活では、やわらかい食べ物を中心にしたメニューが増えています。噛む力を使う機会が少ないと、あごの骨が十分に発達しないまま成長することがあります。

しっかりと噛む動作は、あごの骨に適度な刺激を与え、歯がきれいにならぶためのスペースをつくる助けになります。

口呼吸が習慣化している

口呼吸が習慣になっていると、舌の位置が下がり上顎が広がりにくくなります。舌は本来、上顎に軽く触れているのが正常な位置とされていますが、口呼吸が続くと舌が下に落ち、顎の発達を妨げることになります。また、口が開いたままになることで、顔全体の筋肉のバランスも崩れやすくなります。

さらに、口呼吸は口腔内の乾燥を招き、虫歯や歯周病のリスクを高める要因にもなります。口呼吸の習慣に早く気づき、適切に対応することが、口腔機能や顎の発達を守るうえで大切です。

遺伝的な要因

顎の大きさや骨格の形には、親から受け継がれる遺伝が関係しています。たとえば父親や母親、あるいは祖父母の顎が小さい場合、子どもも同じような顎の大きさや顔立ちになることがよくあります。

ただし、遺伝だけで将来の歯並びが決まるわけではありません。日々の生活習慣や食事の内容によって顎の発達は大きく変わります。遺伝的な傾向があっても、適切なケアをすることで、歯並びの乱れは予防できる可能性があります。

姿勢や生活習慣の影響

うつぶせ寝や頬杖、猫背などの姿勢は、あごの発達に悪影響を与えます。たとえば、片側だけで噛む癖や頬杖は、顎に偏った力を加え続け、顎の成長を妨げる原因になります。

さらに、長時間のスマートフォンやタブレットの使用による前傾姿勢も、顎や首周りの筋肉のバランスを崩し、発育に影響を与えることがあります。

指しゃぶりや舌癖などの癖

指しゃぶりや舌で前歯を押す癖、唇を噛むといった口の周囲の癖も、顎の発達に悪影響を与えることがあります。これらの癖が長く続くと、歯や顎に不自然な力がかかり、顎の成長が妨げられることがあるのです。

特に、指しゃぶりは前歯や上顎に強い力を加えるため、歯並びだけでなく、顎の形そのものにも影響を及ぼすことがあります。こうした癖には早期の対応が大切です。

子どもの顎の成長を促す方法

子どもの顎の成長を促す方法としての姿勢矯正

近年では、顎の小ささに起因する歯並びの乱れが増えているとされていますが、子どもの成長期における生活習慣や環境を整えることで、顎の発達をサポートできます。

よく噛む習慣を身につける

よく噛むことは、顎の骨や筋肉の発達を促すうえでとても大切です。やわらかい食べ物ばかりを食べていると噛む回数が減り、顎が十分に成長しにくくなります。

食事の際は、歯ごたえのある食材を取り入れる、ある程度の大きさで切り分けるなど、自然と噛む回数が増える工夫をするとよいでしょう。おやつにするめやスルメ、噛みごたえのある野菜スティックなどを取り入れるのも効果的です。

姿勢を整える

姿勢と顎の成長は、一見無関係のように思えますが、実は密接に関係しています。猫背やうつむき姿勢が続くと、頭の重みが前方にかかり、顎や首、顔の筋肉に不自然な負担が生じやすくなります。

こうした状態が続くと、顎の成長バランスに影響し、口呼吸や歯並びの乱れを招くこともあります。机に向かうときやゲームをするときの姿勢に気をつけ、顎を引いて背筋を伸ばす習慣を意識することが大切です。

口呼吸を改善する

鼻ではなく口で呼吸をする口呼吸は、顎の発達に悪影響を与えるとされています。口がいつも開いている状態だと、舌が正しい位置に収まらず、顎の成長を妨げる可能性があります。

口呼吸の原因としては、鼻づまり、アレルギー、口の癖などが考えられます。改善するためには、耳鼻咽喉科で鼻の通りを確認したり、口を閉じる癖をつけるトレーニングを行ったりすることが有効です。

矯正治療を受ける

顎の成長が遅れている場合、矯正治療も一つの選択肢になります。特に、小児矯正では、骨の成長が活発な時期に矯正装置を使用することで、顎を広げる治療が可能です。

早い段階で適切な治療を受けることで、将来的に大がかりな矯正や外科的な処置を避けられる場合もあります。大切なのは、お子さまの成長のタイミングを見極めて、適切な処置を行うことです。

顎が小さい子どもの歯並びを矯正する方法

顎が小さい子どもの歯並びを矯正する方法としての床矯正

顎が小さく、歯並びに問題がある子どもに対して行う矯正治療は、大人とは異なり成長の力を活かすことができます。ここでは、主な矯正方法について解説します。

床矯正

床矯正は、主に子どもの成長期に行われる矯正治療の一つで、取り外し可能な装置を使って顎の幅を広げる方法です。プラスチック製のプレートにネジを組み込んだ構造で、装置は子どもが自分で付けたり外したりできます。

ネジを徐々に回して広げることで、顎の骨に少しずつ力をかけて顎の幅を広げていきます。これによって歯が並ぶスペースが確保されるため、将来的な歯並びの乱れを予防する効果が期待できます。

一般的に6〜12歳ごろの成長期に使われ、装着時間や調整方法は歯科医師の指示に従います。装着後に違和感やしゃべりにくさを感じることはありますが、痛みはほとんどなく数日で慣れるお子さまが多いです。

急速拡大装置

急速拡大装置(きゅうそくかくだいそうち)は、歯列の幅を広げるための固定式の装置で、特に上顎が狭い場合に使われることが多いです。装置の中央にはネジがあり、保護者の方が毎日少しずつ回すことで、上顎の骨を左右にゆっくり広げていきます。

顎の骨がやわらかく変化しやすい時期に使用することで、歯がきれいに並ぶスペースを確保できます。見た目にはあまり目立ちませんが、最初は話しづらかったり食べ物が挟まりやすくなったりすることもあります。

期間は数か月程度で、成長に合わせて自然な歯並びへと導くことができます。

プレオルソ

プレオルソは、子どもの口の周りの筋肉のバランスを整えるための取り外し式のマウスピース型装置です。主に就寝中と日中の短時間に装着することで、舌の位置や口呼吸の改善、飲み込み方のトレーニングなどを行い、歯が正しい位置に並ぶための環境を整えます。

金属を使わないため見た目に優しく、痛みや違和感も少ないのが特長です。顎の成長を妨げず自然な発育を促すことで、将来的な矯正治療の必要性を減らせる可能性があります。

マイオブレース

マイオブレースは、口呼吸や舌の位置、飲み込み方など、歯並びに悪影響を与える癖を改善するトレーニング型の矯正方法です。専用のマウスピースを使用しながら、舌や口周りの筋肉の使い方を正しい状態に整えます。

歯を直接動かすのではなく、歯並びの原因に働きかけるため、自然な改善が期待できます。特に6〜10歳ごろの子どもに用いられ、小児矯正の一つとして注目されています。

まとめ

顎が小さい子どものイメージ

顎の小ささは、見た目の問題だけでなく、歯並びや噛み合わせ、呼吸や発音など、子どもの成長にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。柔らかい食事中心の生活や口呼吸、悪い姿勢など、日常の習慣が顎の発達を妨げていることもあります。

適切な矯正治療や生活習慣の改善によって、顎の成長をサポートすることは十分に可能です。

お子さまの顎が小さいことにお悩みの方は、島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では入れ歯や矯正治療、小児矯正など、さまざまな診療を行っています。当院のホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

山根 一聰 院長

■この記事の監修者

山根 一聰 院長

経歴
  • 平成3年 九州大学歯学部卒業
  • 平成8年 歯学博士取得
  • 平成15年7月 かずあき歯科クリニック 院長
  • 平成22年7月 医療法人社団ななづきオフィス 理事長
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • 福岡TIP-EDGE研究会
  • BPS(入れ歯)認定医

▶︎ 医師紹介ページを見る

<< 前のページに戻る

診療スケジュール診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは0855222719へ

診療時間
9:00~13:00
15:00~18:00
/
/
/
/
/
学会などの都合により休診になる場合がございます
電話受付・窓口対応時間
 午前9時〜12時/午後15時〜17時
ご予約・お問い合わせはこちら
かずあきデンタルクリニックの外観
フッターオファー

teech

© 2020 かずあきデンタルクリニック