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ブラッシング指導で歯磨きの質が変わる!メリットや流れを解説!

2025年10月25日
ブラッシング指導をする歯科衛生士のイメージ

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

歯の健康を維持するうえで、毎日の歯磨きは欠かせない習慣です。

しかし、自分ではきちんと磨いているつもりでも、実は磨き残しが多く、虫歯や歯周病の原因になっていることがあります。

そのようなときに役立つのが、歯科医院で受けられるブラッシング指導です。これは、歯科衛生士などの専門家が患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた正しい歯磨きの方法を指導してくれるものです。近年では予防歯科の一環として多くの歯科医院で行われています。

特に子どもから高齢者まで、年齢やライフスタイルに応じたブラッシング方法があるため、自己流の磨き方を見直す良い機会になります。

今回は、ブラッシング指導の基本から、そのメリット、流れ、自宅での実践方法までを詳しく解説していきます。歯磨きの仕方に自信がない方は、ぜひ参考にしてください。

ブラッシング指導とは?

ブラッシング指導のイメージ

ブラッシング指導とは、歯科医師や歯科衛生士が、患者さんの歯並びや歯垢の付きやすい部位などをチェックしたうえで、正しい歯の磨き方や道具の使い方を指導する取り組みです。

多くの人が自己流の歯磨きを続けており、その結果として虫歯や歯周病のリスクが高まっているケースも少なくありません。

特に歯の表面だけでなく、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目など、磨き残しが起こりやすい場所を正確に把握し、効果的なケアを実現するためには、プロの指導が非常に有効です。

また、ブラッシング指導は一度受けたら終わりではなく、定期的に受けることで、口腔ケアの習慣を改善し、正しいブラッシング技術を維持することができます。

乳幼児から高齢者まで、あらゆる世代に適した指導が可能であり、ライフステージごとの口腔ケアにも柔軟に対応できます。

ブラッシング指導のメリット

ブラッシング指導のメリットを説明するイメージ

ここでは、ブラッシング指導を受けることで得られる具体的なメリットについて、いくつかの視点から解説します。

正しい歯磨き方法が身につく

ブラッシング指導の最大のメリットは、自分に合った正しい歯磨き方法が習得できる点です。お口の中の状態は人それぞれで、歯並び、歯の大きさ、歯ぐきの状態などにより、適した磨き方が異なります。

歯科衛生士は、磨き残しが多い部位や、歯ブラシの当て方・動かし方のクセを確認し、それを改善する具体的な方法を指導します。これにより、毎日の歯磨きの質が向上し、虫歯や歯周病の予防効果が高まります。

歯垢や汚れの除去率が向上する

自己流で磨いていると、磨き残しがどうしても発生しやすくなります。特に歯と歯の間や、奥歯の裏側など、見えにくく届きにくい場所は丁寧に磨かないと歯垢が残りやすいです。

ブラッシング指導では染め出し液を使って磨き残しの箇所を可視化し、どこが磨けていないのかを実際に見て確認できます。そのうえで、どのように歯ブラシを当てるべきか指導されるため、効率的な歯垢除去が可能になります。

使用する歯ブラシや補助清掃用具の選び方がわかる

歯ブラシにはさまざまな種類があり、毛の硬さや形状、大きさなどに違いがあります。また、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助清掃用具も目的に応じて使い分ける必要があります。

ブラッシング指導では、ご自身に合った歯ブラシの選び方や、補助清掃用具の使い方も丁寧に教えてもらえるため、ホームケアをする際に活かすことができます。

口腔内の健康状態への意識が高まる

ブラッシング指導を受けることで、自分のお口の中に対する関心が高まり、日々のケアに対する意識が変わります。歯磨きが作業ではなく、予防処置としての意味を持つようになり、結果的に歯科医院への通院頻度の減少や、将来的な治療費の削減にもつながります。

定期的に歯の磨き方を見直すことによって、口腔内の小さな変化にも早期に気づくことができるようになるでしょう。

ブラッシング指導の流れ

磨き残しを染め出しで確認するイメージ

ブラッシング指導は、ただ歯の磨き方を教えるだけではなく、個々の状態に基づいて行われます。具体的には以下のようなステップで進められます。

カウンセリングと口腔内のチェック

まず、歯科衛生士が患者さんの口腔内を詳しくチェックします。

歯並びや歯ぐきの状態、磨き残しの有無、既往症などを確認したうえで、どのような指導が必要かを判断します。この段階では、患者さんの生活習慣や歯磨きに関する悩みなどもヒアリングされ、より実践的なアドバイスができるように準備されます。

染め出しによる磨き残しの確認

次に、専用の染め出し液を使って、磨き残しのある部分を可視化します。この工程では、普段どの部分が磨けていないかを目で見て確認できるため、自分の磨き方の癖や問題点を明確に把握できます。

これは非常にインパクトのある体験で、多くの人がきちんと磨けていないことに初めて気づくきっかけにもなります。

正しいブラッシング方法の指導

染め出しで確認した磨き残しの場所を中心に、具体的なブラッシング方法を指導します。歯ブラシの当て方、角度、力加減、動かし方などを丁寧に教わります。また、使用する歯ブラシや補助清掃用具の選び方も教えてもらえます。

実際にその場でブラッシングの練習をすることで、すぐに正しい方法を身につけられるのが特徴です。

指導後のフォローアップ

ブラッシング指導は一度きりで終わるものではなく、継続的なフォローアップが重要です。定期検診の際に再度磨き残しの確認を行い、必要に応じて再指導を行います。習慣として定着するまでは、一定の期間をおいて繰り返しチェックを受けることが推奨されます。

これにより、ブラッシング技術の精度が徐々に向上し、虫歯や歯周病の予防効果も高まります。

自宅で歯磨きをするときのポイント

自宅で歯磨きをするときのポイントを説明するイメージ

ブラッシング指導で学んだことを日々の生活に活かすことで、口腔内の健康を長く保つことができます。ここでは、家庭での歯磨きの際に意識したいポイントをご紹介します。

1日2〜3回、時間をかけて磨く

歯磨きは1日1回では足りません。朝起きたあと、食後、就寝前など、1日2〜3回を目安に行いましょう。特に就寝中は唾液の分泌量が減り、細菌が増殖しやすいため、就寝前には丁寧にケアを行うことが重要です。

また、1回の歯磨きに2〜3分以上かけ、丁寧に磨くことを心がけましょう。

部位ごとに歯ブラシを動かす方向を変える

歯は平らな面ばかりではなく、場所によって形状が異なります。前歯は縦方向、奥歯は小刻みに横方向に動かすなど、部位に合わせて磨く必要があります。

また、歯と歯ぐきの境目や歯間には汚れが溜まりやすいため、角度を工夫して歯ブラシの毛先がしっかり当たるようにしましょう。

歯ブラシや補助清掃用具を定期的に交換する

歯ブラシは1ヶ月に1回程度の頻度で交換することが理想的です。毛先が開いてくると汚れを落とす力が弱まるためです。また、歯間ブラシやフロスも使用後はしっかり洗い、清潔な状態を保ちましょう。

まとめ

ブラッシング指導を受けて磨いた綺麗な歯の男性

ブラッシング指導は、単に歯の磨き方を教えるだけでなく、患者さん一人ひとりの口腔内の状態に合わせて、より効果的なセルフケアを実践するための大切なサポートです。

自己流の歯磨きでは気づきにくい磨き残しの場所や、適切な歯ブラシの選び方まで細かく教えてもらえることで、日常のケアが格段に向上します。また、正しい知識と技術を身につけることで、虫歯や歯周病のリスクを大きく減らすことができます。

歯科医院でのブラッシング指導と、自宅での丁寧なケアを両立させることが、健康な口腔環境を維持するための近道です。ぜひこの機会に、自分の歯磨き習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

お口の健康を守りたいとお考えの方は、島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では入れ歯や矯正治療、小児矯正など、さまざまな診療を行っています。当院のホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

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