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歯の詰め物にはどんな種類がある?選び方も解説

2026年6月13日
歯の詰め物をしている様子

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

虫歯の治療を行った際、歯を削ったら詰め物をすることになります。詰め物にはいくつかの種類があり、保険のものであれば費用を抑えて治療できますが見た目が目立つこともあります。

一方で自費のものは目立たず、耐久性が高いといったメリットがありますが、費用は高くなります。

様々な種類があると、どれを選ぶべきかを迷う方も多いのではないでしょうか。治療をしたい歯の場所によっても、費用重視なのか見た目重視なのかといった考え方によっても、選ぶ種類は変わってくるでしょう。

本記事では、歯の詰め物にはどのような種類があるのか解説します。詰め物を選ぶ際のポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

歯の詰め物(インレー)とは

歯の詰め物(インレー)とは?

詰め物(インレー)とは、虫歯を削ったあとにできた穴を補うために使う歯科用の修復物のことです。虫歯を削った部分が小さければレジン(歯科用プラスチック)を詰める処置で対応できますが、もう少し大きな範囲におよぶ場合には型取りをして詰め物を作ります。

詰め物には金属やセラミックなど、さまざまな素材があり、それぞれ見た目や強度、価格が異なります。また、詰め物は虫歯の再発防止にも役立ちます。詰め物を入れることで歯の形やかみ合わせを元に近い状態に回復させ、再び食べ物が詰まったり細菌が入り込んだりするのを防げるのです。

つまり、詰め物は見た目と機能の両方を回復させる、大切な治療方法といえます。

歯の詰め物の種類

歯の詰め物の種類の1つである銀歯

詰め物には、保険が適用される素材と、自由診療で使われる審美性や耐久性に優れた素材があります。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った詰め物を選びやすくなります。

保険適用の詰め物

まずは、保険が適用される詰め物の種類についてご紹介します。

銀歯(メタルインレー)

銀歯は、金銀パラジウム合金という金属で作られた詰め物で、保険診療で広く使用されています。強度が高く、噛む力が強くかかる奥歯にも耐えられるため、長年使われてきました。

ただし、金属の色が目立ちやすく、口を開けたときに銀色が見えることが気になる方もいます。また、金属アレルギーのある方には注意が必要です。

コンポジットレジン

コンポジットレジンは、歯科用プラスチックを用いた素材で、光で硬化させて使います。歯の色に近い仕上がりになるため、見た目の違和感が少なく、小さな虫歯の治療によく使われています。短時間で治療が終わることも多く、痛みや不快感が少ない点が特徴です。

ただし、時間が経つと変色したり、強い力がかかる部分では欠けたりすることがあります。奥歯の治療など、負担が大きい場所では注意が必要になることがあります。

自由診療の詰め物

自由診療では、機能性と審美性のバランスに優れた素材が多数提供されています。費用は高額になりますが、見た目の美しさと耐久性を重視する方にとって非常に満足度の高い選択肢といえるでしょう。

オールセラミック

オールセラミックは、すべてがセラミックでできている詰め物で、透明感と美しい白さが特徴です。天然の歯のような自然な見た目を再現できるため、前歯などの見た目が気になる部分に使われることが多いです。

金属を一切使っていないため金属アレルギーの心配がなく、歯ぐきが黒ずむこともありません。また、プラークが付きにくいため、虫歯の再発リスクも低く抑えられます。

一方で、強い力がかかると割れることがあるため、奥歯など、噛む力が強くかかる場所には注意が必要です。費用は高めですが、見た目と機能のバランスを重視する方に選ばれています。

ジルコニア

ジルコニアは、人工ダイヤモンドとも呼ばれるほど高い強度を持つセラミック素材で、審美性と耐久性の両方を兼ね備えているのが特徴です。

見た目は自然な白さで、金属を一切使用していないため、金属アレルギーの心配がありません。また、変色しにくく、長期間にわたって美しさを保つことができます。奥歯のように強い力がかかる部分にも使用できるため、幅広い症例に対応可能です。

e-max

e-max(イーマックス)は、ガラス系セラミックを使用した詰め物で、特に前歯や小さな詰め物に選ばれることが多い素材です。透明感があり、天然歯に近い自然な色合いを再現できるため、審美性を重視する方に人気があります。

また、金属を使用していないため、金属アレルギーの心配がなく歯ぐきが黒ずむ心配もありません。強度はジルコニアよりやや劣りますが、日常的な咀嚼には十分な耐久性があり、審美性と機能性をバランスよく兼ね備えた素材といえるでしょう。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジン(歯科用のプラスチック)を混ぜ合わせた素材です。セラミックの自然な色合いとレジンのやわらかさを兼ね備えており、見た目と使い心地のバランスがとれているのが特徴です。

ほかのセラミック素材よりも安価で、費用を抑えながら自然な見た目を求める方に選ばれています。

ただし、レジンが含まれているため、長期間使用すると経年劣化により変色や摩耗が起こることがあります。特に、強い力が加わる部分や前歯など、目立つ部位に使用する際には注意が必要です。

ゴールド

ゴールドは、金合金や白金加金などを用いた金属の詰め物です。金属でありながらも柔軟性があり、噛む力に対してしなやかに対応できるため、歯に強い負担をかけにくい点が特長です。

また、適合性に優れており、虫歯の再発リスクが低い点もメリットです。耐久性も高く、長期間使用できるのが強みです。

ただし、見た目が金色のため審美性には劣るといえます。主に奥歯の治療や、機能性を重視したい方に選ばれています。

自分に合った詰め物の種類の選び方

自分に合った詰め物の種類の選び方

さまざまな種類があるため、「どの詰め物を選べばいいかわからない」と感じた方もいるのではないでしょうか。ここでは、自分に合った種類の選び方について解説していきます。

見た目の美しさを重視する

口を開けたときに詰め物が目立つと気になるという方には、セラミックやe-maxが人気です。どちらも自然な歯の色や透明感を再現しやすく、審美性に優れているのが特徴です。

セラミックは白く自然な見た目が特徴で、前歯の治療など審美性が求められる場面でよく選ばれます。e-maxは、さらに透明感があり、天然歯に近い質感を再現できるため、見た目にとことんこだわりたい方に選ばれています。

また、金属を一切使用していないため、金属アレルギーを持つ方でも安心して使えるというメリットもあります。治療したことを周囲に気づかれたくない、人前に出ることが多いといった方は、審美性に優れた素材を検討してみましょう。

費用を重視する

できるだけ費用を抑えたい方は、保険診療の範囲内で治療が可能な銀歯やコンポジットレジン、自由診療ではハイブリッドセラミックを選択することが多いです。銀歯は安価で強度があるため奥歯の詰め物として多く使われていますが、金属色が目立つこと、金属性アレルギーの影響が出ることがある点には注意が必要です。

金属アレルギーのリスクを考慮する

金属製の詰め物には、アレルギーを引き起こす可能性がある金属が含まれていることがあります。体質によっては、長期間口の中に金属があることで、かゆみや湿疹など、全身に症状が現れるかもしれません。

こうしたリスクを避けたい方には、金属を一切使用しないセラミックやハイブリッドセラミック、ジルコニアといった素材が選ばれています。見た目だけでなく健康面も重視するなら、金属を含まない詰め物を検討することが大切です。

歯科医師のアドバイスを参考にする

詰め物の種類ごとに特徴やメリット・デメリットは異なるため、最終的には歯科医師に相談しながら決めることが大切です。噛み合わせや周囲の歯への影響など、自分では判断しにくい要素もあるため、専門家の意見を取り入れることで、トラブルを防げるようになるでしょう。

治療を始める前にカウンセリングを受け、複数の選択肢から自分に合ったものを比較検討してみましょう。

まとめ

歯の詰め物をしている様子

歯の詰め物には、保険診療で使用されるものから審美性に優れた自由診療の素材まで、さまざまな種類があります。それぞれ特徴が異なり、見た目や費用、耐久性、アレルギーの有無など、選ぶ際に考慮すべきポイントは多岐にわたります。

大切なのは、自分の優先したい条件を明確にし、信頼できる歯科医師と相談しながら決めることです。長く健康な歯を保つためにも、自分に合った詰め物を考えてみましょう。

歯の詰め物についてお悩みがある方は、島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では入れ歯や矯正治療、小児矯正など、さまざまな診療を行っています。当院のホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

山根 一聰 院長

■この記事の監修者

山根 一聰 院長

経歴
  • 平成3年 九州大学歯学部卒業
  • 平成8年 歯学博士取得
  • 平成15年7月 かずあき歯科クリニック 院長
  • 平成22年7月 医療法人社団ななづきオフィス 理事長
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • 福岡TIP-EDGE研究会
  • BPS(入れ歯)認定医

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