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インビザライン中の虫歯リスクと対策!矯正中に虫歯にならないために

2024年6月8日
マウスピースと歯ブラシ

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

インビザライン中の虫歯リスクを最小限に抑えることは、矯正治療を受ける際に重要なポイントです。インビザライン矯正ではマウスピースを1日20時間以上装着することが推奨されています。

マウスピースを装着している間は、食べ物や汚れが歯の表面に残りやすいです。そのため、虫歯のリスクが高まります。

しかし、適切なケアと予防策を取ることで、虫歯のリスクを軽減することができます。

ここでは、インビザライン矯正中の虫歯リスクとその対策について解説していきます。

インビザライン矯正中は虫歯になりやすい?

インビザライン矯正中は虫歯になりやすいか疑問を感じている女性

インビザライン矯正中は、通常に比べて虫歯になりやすいと言われています。透明なマウスピース矯正装置で歯の表面を覆うため、食べかすや細菌が矯正装置と歯の間に残りやすくなるためです。

また、マウスピースを長時間装着していると口内が乾燥しやすくなります。歯についた汚れを落とす役割をする唾液が減少し自浄・殺菌効果が薄れることも、虫歯になりやすい要因です。

そのため、インビザライン矯正中は特に虫歯予防に十分な注意する必要があります。適切な口内ケアや食事の管理、定期的な歯科検診などの対策を取ることが重要です。歯科医の指示に従い、矯正装置の取り外しや清掃を行うことも意識しましょう。

インビザライン矯正中に虫歯になりやすい部位

虫歯のイメージ画像

インビザライン矯正中に虫歯が発生しやすい部位は、通常の歯と同様です。詳しく確認しましょう。

歯間

歯ブラシだけでケアしている場合、歯と歯の隙間にブラシが入りません。そのため、汚れを除去するのは困難です。歯間ブラシやデンタルフロスを使えば汚れを除去することができます。

親知らず

インビザライン矯正中に限りませんが、親知らずも虫歯になりやすい部位のひとつです。親知らずは真っ直ぐではなく斜めや横向きに生えることが多く、歯と歯の間に隙間が生じて汚れが溜まりやすくなっています。

また、歯列の一番後ろに生えるため、他の歯よりも清掃が難しいです。汚れを落としにくく、汚れを除去できているかの確認も難しいため、インビザライン矯正を受ける際には特に注意が必要です。

歯並びが悪い部位

インビザライン矯正中に特に虫歯になりやすいのは、歯並びが悪い部分です。歯並びが悪い部分は歯磨きで綺麗に汚れを落としきるのが難しいため、虫歯になりやすいでしょう。

インビザライン矯正中に虫歯になった場合は

インビザラインを中断するイメージ画像

インビザライン矯正中に虫歯が発生した場合は、まずは歯科医院を受診することが大切です。虫歯や矯正治療の進行具合を確認し、適切に対応してくれるでしょう。

主な対処法は、以下のとおりです。

インビザラインを中断する

インビザライン矯正を中断して、虫歯治療を優先するのが一般的でしょう。虫歯治療を完了させてから、インビザライン矯正を再開します。

虫歯が軽度で歯の形状が大きく変わらない場合は、問題なく矯正治療を再開できることがあります。

ただし、虫歯が進行しており治療によって歯の形状が変わった場合は、マウスピースの再製作が必要になるかもしれません。インビザラインでは、治療開始前に治療に使用するマウスピースを一括で作ります。

そのため、治療中に歯の形状が変わると作成したマウスピースを装着できなくなることがあるのです。矯正治療を再開する際の流れは、歯科医師と相談して確認しましょう。

矯正治療と虫歯治療を同時に進める

虫歯がごく軽度な場合は、同時に治療を進められるかもしれません。インビザライン矯正で使用するマウスピースは取り外しが可能なので、虫歯の治療中はマウスピースを外し、処置が終わったらすぐに装着します。

インビザライン矯正を先に終わらせる

矯正治療を先に終わらせてから、虫歯治療を行うケースもあります。虫歯が進行しないように応急処置だけ行って、インビザライン矯正を進めます。

ただし、応急処置をしただけで虫歯が改善することはありません。インビザライン矯正が完了したら、すぐに虫歯治療に移りましょう。

また、この方法を選択できるのはインビザライン矯正の終了時期が近いタイミングで、虫歯のリスクが低いと判断された場合のみです。

インビザライン矯正中に虫歯ならないための方法

歯磨きをしている女性

インビザライン矯正中に虫歯を予防する方法は、以下のとおりです。

歯磨きを丁寧に行う

歯磨きは、毎日歯科医が推奨する方法で行いましょう。インビザライン矯正中は丁寧に歯磨きをする必要があります。

食べかすが残った状態でマウスピースを装着すると、虫歯になるリスクが高くなります。忙しくてどうしても歯磨きができない場合は、うがいを行い、汚れを除去してからマウスピースを装着しましょう。

また、歯ブラシやフロス、歯間ブラシを使用すれば、歯間や細かい部位を丁寧に清掃することができます。

マウスピースを清潔に保つ

インビザラインのマウスピースは、定期的に清掃しましょう。マウスピースは流水と柔らかい歯ブラシを使用して優しく磨きます。

硬い歯ブラシや歯磨き粉を使用すると、マウスピースが傷つく可能性があります。傷に細菌が付着し、繁殖して虫歯の原因になることもあるでしょう。

マウスピース専用の洗浄剤もあります。使用すれば臭いや細菌の繁殖を抑えられるでしょう。

こまめに水を飲む、うがいをする

インビザライン矯正中は口腔内が乾燥しやすいため、こまめに水を飲んだりうがいをしたりしましょう。口腔内の乾燥を防ぎ、唾液の分泌を増やして自浄効果を高められます。

糖分や酸性食品を避ける

砂糖や酸性の飲食物は虫歯の原因となります。特に、インビザラインのマウスピースを装着していると、歯とマウスピースの間に糖分が入り込んで留まるリスクがあります。

矯正中はこれらの食品を摂取する際に注意し、摂取量を制限することで虫歯リスクを軽減できます。

定期的に歯科検診を受ける

定期的に歯科検診を受ければ、早期に虫歯の発見・治療できます。自覚症状がないほど軽度な段階で虫歯を発見できれば、フッ素の塗布とブラッシング方法の見直しで改善できることもあるでしょう。

マウスピースを外して飲食をする

マウスピースをつけたまま飲食すると、歯とマウスピースの間に食物やジュースが入り込みます。長時間そのままでいると細菌が増殖し、虫歯になりやすい環境になります。

飲食する時にはマウスピースを外す習慣をつけましょう。虫歯のリスクが高まるだけでなく、咀嚼の際の衝撃でマウスピースが破損する可能性もあります。

もしインビザライン矯正前に虫歯が見つかったら

虫歯と治療器具のイメージ画像

インビザライン矯正前に虫歯が見つかった場合は、虫歯の治療を完了させてから矯正を行います。上述しましたが、インビザラインでは矯正開始前に治療に使用するすべてのマウスピースを作成します。

マウスピースを作ってから虫歯治療を行うと、歯の形状が変わってマウスピースを装着できなくなる可能性があるでしょう。

また、虫歯を放置してインビザライン矯正を始めると、虫歯が悪化するリスクもあります。マウスピースを長時間装着するため、インビザライン矯正中は唾液の自浄作用や殺菌作用がうまく働きません。

虫歯が発生・悪化しやすいため、先に治療を完了させる必要があるのです。

まとめ

歯並びがよく、虫歯もない健康な女性

今回は、インビザライン矯正中に虫歯になりやすい部位や虫歯になったときの対処法、予防方法について解説しました。インビザライン矯正は、取り外しが簡単にできるためワイヤー矯正と比較すると虫歯になりにくいです。

しかし、適切に管理しないと虫歯になる可能性があります。インビザライン矯正中に虫歯が見つかったら、基本的には虫歯治療を優先します。矯正治療の進行度や虫歯の状態によっては、応急処置をして矯正を進めたり、矯正治療を優先したりすることもあるでしょう。

インビザライン矯正についてお悩みがある方は、島根県浜田市にあるかずあきデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。

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