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妊娠中でも大丈夫?セラミック治療を受けられるのか解説

2026年9月19日
妊娠中の女性のイメージ

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

妊娠中にセラミック治療を受けたいと考えているものの「赤ちゃんへの影響はない?」と心配になる方もいるのではないでしょうか。

セラミック治療では、歯の状態によってレントゲン撮影や局所麻酔が必要になる場合があり、妊娠中はふだん以上に不安を感じやすいものです。また、妊娠初期・中期・後期では身体の状態が異なるため、治療を受ける時期についても考える必要があります。

そこで本記事では、妊娠していてもセラミック治療は受けられるのか解説します。妊娠中にセラミック治療を受ける際の注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

妊娠中でもセラミック治療は受けられる?

妊娠中でもセラミック治療は受けられるのかを考えている女性

妊娠中でも、体調や治療内容を確認しながらセラミック治療を受けられる場合があります。

ただし、妊娠初期・中期・後期では身体の状態や治療時に配慮すべき点が異なるため、妊娠週数に合わせて治療の時期を判断することが大切です。

ここでは、セラミック治療を受ける際の考え方についてそれぞれの時期に分けて解説します。

妊娠初期

妊娠初期は、赤ちゃんの体や重要な臓器がつくられる大切な時期です。そのため、歯科治療で薬を使用する場合には、妊娠週数や治療の必要性を確認しながら、慎重に判断します。

また、つわりによる吐き気や嘔吐などが起こりやすく、長時間口を開けて治療を受けることが負担になる場合もあります。

妊娠初期だからといって、歯科治療を一切受けられないわけではありません。

ただし、急いで行う必要のないセラミック治療であれば、この時期に治療を進める必要があるのかを歯科医師と相談しましょう。

妊娠中期

妊娠中期は、妊娠初期と比べて体調が落ち着いてくる方が多く、歯科治療を受けやすい時期とされています。つわりが軽くなり、食事や日常生活を送りやすくなる方もいます。

妊娠中にセラミック治療を受ける場合も、妊娠の経過やその日の体調、歯の状態などを確認したうえで、治療を進めるか歯科医師と相談します。妊娠中期であっても体調や妊娠の経過には個人差があるため、一人ひとりの状態に合わせて治療内容や通院のペースを考えることが大切です。

また、セラミック治療では、歯を削る処置や型取り、完成した詰め物・被せ物の装着などで複数回の通院が必要になることがあります。治療を始める前に通院回数や治療期間の目安を確認し、妊娠経過や体調を考慮しながら無理のないスケジュールを立てましょう。

妊娠後期

妊娠後期はお腹が大きくなるため、診療台で仰向けの姿勢を続けることが身体への負担になる場合があります。また、出産予定日が近づくにつれて、長時間の治療や複数回の通院が負担になることも考えられます。そのため、急いで行う必要がなければ、基本的に出産後に検討します。

妊娠中のセラミック治療で気になること

妊娠中のセラミック治療で気になる局所麻酔

妊娠中にセラミック治療を受ける際は、治療そのものだけでなく、レントゲン撮影や局所麻酔などが赤ちゃんに影響しないか気になる方もいるでしょう。ここでは、妊娠中のセラミック治療で気になりやすい点について解説します。

レントゲン撮影による胎児への影響

セラミック治療では、むし歯の状態や歯の根、周囲の骨などを確認するために、レントゲン撮影を行うことがあります。妊娠中は「赤ちゃんに影響しないの?」と不安に感じる方もいるでしょう。

歯科のレントゲンは口の周辺を撮影するもので、お腹を直接撮影するわけではありません。また、通常の歯科治療で使用するエックス線の放射線量はごくわずかで、胎児への影響はほとんどないとされています。

妊娠中は、診断上の理由がある場合にレントゲン撮影を行います。妊娠していることや妊娠週数は、撮影前に歯科医師や歯科衛生士に伝えておきましょう。

歯科治療で使用する局所麻酔

セラミック治療で歯を削る際には、痛みを抑えるために局所麻酔を使用することがあります。

妊娠中であっても、通常の歯科治療で使用する量であれば、局所麻酔による胎児への影響はほとんどないとされています。また、麻酔を使わずに痛みを我慢すると、身体へのストレスにつながる可能性があります。

一方で、妊娠時期や体調、全身の状態などを考慮し、麻酔の使用を控えたり、治療時期を変更したりする場合もあります。そのため、妊娠中であることや妊娠週数を事前に歯科医師へ伝え、状態を確認したうえで治療を受けることが大切です。

長時間同じ姿勢を続ける負担

お腹が大きくなる妊娠後期は、診療台で仰向けの姿勢を長時間続けることが身体への負担になる場合があります。大きくなった子宮が血管を圧迫すると、血圧が下がって気分が悪くなることもあります。

治療中に息苦しさやめまい、吐き気などを感じた場合は、我慢せず歯科医師や歯科衛生士に伝えましょう。診療台の角度を変えるなど、できるだけ楽な姿勢で治療を受けることが大切です。

妊娠中にセラミック治療を受ける際の注意点

妊娠中にセラミック治療を受ける際の注意点

妊娠中にセラミック治療を受ける場合は、妊娠週数やその日の体調などを歯科医師と共有することが大切です。ここでは、治療を受ける前に確認しておきたい注意点を解説します。

妊娠していることや妊娠週数を伝える

妊娠中にセラミック治療を受ける場合は、妊娠していることや現在の妊娠週数を歯科医師に伝えましょう。妊娠時期や体調を把握することで、治療内容や治療を行う時期を検討しやすくなります。

また、産婦人科医から生活や治療について注意を受けている場合は、その内容も伝えてください。受診時に母子健康手帳を持参すると、妊娠経過などの情報を確認しやすくなります。

セラミック治療の途中で妊娠がわかった場合も歯科医師に伝え、今後の治療をどのように進めるか相談しましょう。

体調が悪い日は無理に治療を受けない

妊娠中は、つわりによる吐き気やだるさなどで、歯科治療を受けることが負担になる場合があります。特に長時間口を開けたままにすることがつらいと感じる方もいます。

予約日に体調がすぐれない場合は、無理に治療を受けず、歯科医院へ連絡して相談しましょう。また、治療中に吐き気や気分の悪さを感じたときも、我慢せずに伝えてください。妊娠中は、その日の体調を考慮しながら治療を進めることが大切です。

必要に応じて産婦人科の医師に相談する

妊娠中の歯科治療について不安がある場合は、通院している産婦人科医にも相談しましょう。特に、産婦人科医から安静や生活上の注意を受けている場合は、その内容を歯科医師にも伝えることが大切です。

妊娠の経過によっては、歯科医師が産婦人科医と情報を共有しながら、治療を行う時期や内容を検討する場合もあります。

妊娠中の口腔内を清潔な状態に保つには

妊娠中の口腔内を清潔な状態に保つための歯磨き

妊娠中は、つわりなどの影響でふだんどおりの口腔ケアが難しくなることがあります。むし歯や歯ぐきのトラブルを防ぐためにも、体調に合わせながら口の中を清潔に保つことが大切です。ここでは、妊娠中に意識したい口腔ケアについて解説します。

体調に合わせて歯を磨く

つわりがある時期は、歯ブラシを口に入れることで吐き気を感じ、ふだんどおりに歯を磨くことが難しくなる場合があります。そのようなときは、つわりが落ち着いている時間帯を選んで歯を磨きましょう。

口の奥に歯ブラシを入れるのがつらい場合は、ヘッドが小さめの歯ブラシを使う方法もあります。どうしても歯磨きが難しいときは、水でうがいをするなど、体調に合わせてできる範囲で口の中を清潔に保ちましょう。

デンタルフロスや歯間ブラシを使用する

歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくく、プラーク(歯垢)が残りやすい場所です。デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、歯と歯の間の汚れを落としやすくなります。

歯と歯のすき間が狭い部分にはデンタルフロス、すき間が広い部分には歯間ブラシを使用します。歯間ブラシはサイズが合っていないと歯ぐきを傷める可能性があるため、自分に合うサイズがわからない場合は歯科医院で確認しましょう。

食生活を見直す

妊娠中は、つわりや体調によって一度に食べられる量が少なくなり、食事や間食の回数が増えることがあります。食べる回数が増えると、歯が酸の影響を受ける機会も増え、むし歯のリスクが高まります。

体調を優先しながら、食事や間食の時間をできる範囲で決め、砂糖を多く含む食べ物や飲み物を長時間だらだらと口にすることは控えましょう。また、食後に歯磨きが難しいときは、うがいをして口の中を清潔に保つことも大切です。

歯科医院で定期的に口の中を確認してもらう

妊娠中は、ホルモンバランスや食生活の変化、つわりで歯磨きが十分にできないことなどから、むし歯や歯周病のリスクが高まります。ご自身では気づきにくい変化もあるため、歯科医院で定期的に口の中を確認してもらいましょう。

歯科医院では、むし歯の有無や歯ぐきの状態、歯石や磨き残しの有無などを確認します。お口の状態に合わせて歯磨きの方法やケアについてもお伝えします。自治体によっては妊婦歯科健診を実施している場合もあるため、利用できる制度があるか確認しておくとよいでしょう。

まとめ

妊娠中の女性のイメージ

妊娠中でもセラミック治療を受けられる場合がありますが、妊娠時期や体調を考慮して治療を進めることが大切です。

妊娠初期は赤ちゃんの体や臓器がつくられる時期であり、妊娠後期はお腹が大きくなって治療時の姿勢が負担になりやすいため、急いで行う理由がなければ治療時期を調整します。

また、レントゲン撮影や局所麻酔などについて不安がある場合は、歯科医師に相談しましょう。受診時には妊娠していることや妊娠週数を伝えることも大切です。

妊娠中は、つわりや食生活の変化などによって口腔ケアが難しくなることがあります。体調の良い時間に歯を磨く、デンタルフロスや歯間ブラシを使用するなど、無理のない範囲でケアを続けることが大切です。

妊娠中のセラミック治療やお口の状態について気になることがある方は、歯科医院で相談しましょう。

セラミック治療を検討されている方は、島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では入れ歯や矯正治療、小児矯正など、さまざまな診療を行っています。当院のホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

山根 一聰 院長

■この記事の監修者

山根 一聰 院長

経歴
  • 平成3年 九州大学歯学部卒業
  • 平成8年 歯学博士取得
  • 平成15年7月 かずあき歯科クリニック 院長
  • 平成22年7月 医療法人社団ななづきオフィス 理事長
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • 福岡TIP-EDGE研究会
  • BPS(入れ歯)認定医

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