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PMTCとは?歯のプロによるクリーニングのメリットや流れ

2025年8月9日
PMTCのイメージ

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

歯の健康と美しさを長く保ちたいなら、PMTCを定期的に受けることが効果的な方法のひとつです。PMTCは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具で歯垢や歯石、着色汚れを徹底的に除去してくれる専門的なクリーニングです。

虫歯や歯周病の予防、口臭の改善、見た目の美しさの向上など多くのメリットがあります。

ここでは、PMTCの具体的な内容や施術の流れ、注意点、最適な頻度、費用の目安までを詳しく解説します。

PMTCとは

PMTCについて説明するイメージ

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、日本語では専門的機械歯面清掃と訳されます。歯科医院で歯科医師または歯科衛生士が、専用の器具や研磨剤を使って行う歯のクリーニング処置を指します。

PMTCの目的は、毎日のブラッシングだけでは除去できないプラークやバイオフィルムを徹底的に取り除くことです。通常の歯石取りとは異なり、PMTCは歯の表面を滑らかにして再付着を防ぐ効果があります。

また、専用のフッ素入りペーストなどを使用することで、虫歯予防や歯の再石灰化促進にもつながります。とくに歯周病予防の観点から注目されており、歯科医療の分野では予防処置の一環として重視されています。

PMTCの流れ

PMTCの一環で歯科医の口腔チェックを受ける患者

PMTCは、口腔内の確認から始まって、歯石除去や研磨などを行なっていきます。主な流れは、以下の通りです。

口腔内チェック

PMTCは、まず口腔状態を確認するところから始まります。歯科衛生士が歯や歯茎の状態、虫歯や歯周病の兆候がないかをチェックし、必要に応じて歯科医師が診断を行います。

場合によっては画像検査を行い、視診では確認できない骨や歯の内部の状態も確認します。

プラークや歯石の除去

超音波スケーラーや手用スケーラーを使用し、歯に付着している歯石やプラークを丁寧に除去します。

とくに、歯と歯の間、歯と歯茎の境目などは、汚れがたまりやすい場所です。これら部位に溜まった歯垢・歯石を専門的に取り除くことで、歯周病や口臭の改善・予防にもつながります。

歯面のクリーニングと研磨

汚れを除去した後は、歯の表面を磨いていきます。歯の表面を磨くことで着色汚れが除去されると、見た目も美しくなります。

歯の表面が綺麗になれば、汚れの再付しにくくなるというメリットがあります。

フッ素塗布

最後に、虫歯予防や歯質の強化を目的として、フッ素を塗布します。フッ素には歯の再石灰化を促す効果があり、クリーニング後の清潔な状態で塗布することでより高い効果が得られます。

アフターケア指導

歯科衛生士から今後のホームケアについてのアドバイスを受けます。ブラッシングのコツや歯間ブラシ・フロスの使い方など、個々の口腔状態に合わせた指導が行われるため、自宅での予防ケアにも役立ちます。

PMTCを受けるメリット

PMTCを受けるメリットのイメージ

PMTCを受けることは、歯の見た目を綺麗にするだけではなく、多くのメリットがあります。主なメリットは、以下の通りです。

虫歯・歯周病の予防

PMTCでは、歯の表面に付着するプラークやバイオフィルムを徹底的に除去するため、虫歯や歯周病の発症リスクを軽減できます。とくに、歯周ポケット内のクリーニングは、初期段階の歯周病の改善にも有効です。

日々のブラッシングでは届かない部分を清掃できる点が、PMTCの最大の強みといえるでしょう。

歯の審美性の向上

タバコ、紅茶、コーヒー、ワインなどによってついた着色汚れは、通常の歯磨きではなかなか落とせません。PMTCでは、研磨処置によって歯本来の白さを取り戻すことができ、見た目の清潔感を高められます。

ホワイトニングのように薬剤を使用するわけではないので、歯への負担も少なく、自然な美しさを実現できます。

口臭対策

口臭の原因は、歯周病菌や舌苔、歯垢のたまりすぎなどが多くを占めます。PMTCによってこれらの汚れを定期的に取り除くことで、口腔内の細菌数を減らし、口臭の改善にもつながります。

口臭は会話の際に気になるため、改善すれば対人関係においての印象も変わるでしょう。

PMTCを受けるときの注意点

PMTCを受けるときの注意点のイメージ

PMTCは歯の健康や審美性を高められるという利点がありますが、受診の際には注意すべき点がいくつかあります。以下の点に注意しましょう。

受けられないことがある

PMTCは、基本的に健康な歯と歯茎を対象とした予防的なケアです。歯周病が中〜重度に進行していたり、歯茎が大きく腫れていたりする場合は、まずその治療が優先されます。

とくに、膿がたまっているような状態ではPMTCを適切に行えず、炎症を悪化させる可能性もあります。また、虫歯が進行している歯は、研磨やフッ素塗布の処置が行えないケースもあります。

PMTCを受ける際には、まず歯科医院で口腔全体の状態をチェックしてもらい、必要に応じて治療を済ませなければなりません。

知覚過敏の症状が出ることがある

PMTCは基本的に痛みの少ない施術ですが、知覚過敏の症状がある方にとっては、一部の工程で刺激を感じる場合があります。冷水の噴射や研磨時に使われる研磨剤が、露出した象牙質に触れることで知覚過敏の症状が現れるかもしれません。

とくに、歯茎が痩せている方や、歯がすり減っている方は、事前に歯科衛生士や歯科医師に申告すれば症状が出にくいように柔軟な対応をしてもらえることがあります。無理に我慢せず、自分の状態を正しく伝えましょう。

一時的に歯茎の腫れや出血が出る場合がある

PMTCの施術中や施術後に、一時的に歯茎が腫れたり出血したりすることがあります。これは、歯石の除去や歯面の清掃時に歯茎の縁が刺激されることが原因です。

普段から出血しやすい歯茎の方や、軽度の歯周炎がある方に起こりやすい症状です。一時的な反応なので数日で自然に治まることが一般的ですが、痛みや腫れが長引く場合は、歯科医院に相談しましょう。

継続的なケアが必要

PMTCは、あくまでも一時的に歯の表面を清潔にする処置です。普段の食生活やブラッシングが不十分だと、再びプラークやバイオフィルムが蓄積し、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

効果は時間の経過とともに薄れていくため、効果を長持ちさせるには、日々のセルフケアと定期的なプロのケアの両立が必要です。

どれくらいの頻度でPMTCを受けるべき?

PMTCを受ける頻度のイメージ

PMTCは、一度受ければ永続的に効果が続くわけではありません。歯の表面には、日常生活の中で少しずつ汚れが再付着し、バイオフィルムが形成されていきます。

一般的には、3〜6か月に1回のペースでPMTCを受けることが推奨されています。とくに、歯周病のリスクが高い方、喫煙者、矯正治療中の方などは、より短い間隔で受ける方が適切でしょう。

また、口腔内の状態は人によって異なり、汚れのつきやすさや歯並び、唾液の分泌量によっても差があります。そのため、歯科医院で自分に合った頻度を相談し、最適なメンテナンススケジュールを組むことが理想です。

PMTCの費用

PMTCにかかる費用のイメージ

PMTCは保険適用外の自由診療になることが多く、費用は歯科医院によって異なります。一般的には、1回あたり3,000円〜1万円程度が相場です。施術の内容や時間、使用する機器やペーストの種類によっても料金は変動します。

また、初診料や再診料が別途かかる場合もあるため、事前に費用の確認をしておくことを推奨します。自由診療なので高額に感じられるかもしれませんが、虫歯や歯周病を未然に防ぐことができれば、将来的な治療費や歯を失うリスクを大幅に軽減できます。

まとめ

PMTCをした美しい白い歯で笑う女性

PMTCは、歯科のプロフェッショナルによる専門的なクリーニングで、見た目の清潔感と口腔内の健康を両立できる施術です。虫歯・歯周病予防、口臭対策、審美性の向上といったさまざまなメリットがあり、定期的に受けることで効果を長く持続できます。

ただし、歯や歯茎の状態によっては受けられない場合や、継続的なケアが必要であることも理解しておきましょう。自分の口腔状態に合った頻度で通院し、健康な歯を守ってください。

PMTCについてお悩みがある方は、島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では入れ歯や矯正治療、小児矯正など、さまざまな診療を行っています。当院のホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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