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歯科衛生士と歯科助手の仕事内容の違いとは?

2023年11月20日
笑顔の歯科衛生士

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

「歯科衛生士と歯科助手の仕事内容は何が違うのだろう?」と疑問に思う方もいるでしょう。歯科衛生士も歯科助手も、歯科医院には欠かせない存在です。

では、歯科衛生士と歯科助手の仕事内容は何が違うのでしょうか。歯科衛生士と歯科助手は、行える仕事内容や必要な資格が異なります。

今回は、歯科衛生士と歯科助手の仕事内容や資格の違いについて解説します。

歯科衛生士の仕事内容

治療をする歯科衛生士

歯科衛生士の仕事内容は、大きくわけて「歯科保健指導」「歯科予防処置」「歯科診療補助」の3つです。歯磨き指導や虫歯・歯周病を予防する処置などを行い、患者さまのお口の健康をサポートする役割があります。

また、患者さまと接する機会が多いため、コミュニケーション能力が必要な職業といえるでしょう。

歯科衛生士の仕事内容を、具体的にご説明します。

歯科保健指導

歯科保健指導では、正しい歯の磨き方や食生活の指導などを行います。歯磨きの仕方や食生活を見直すことで、虫歯や歯周病を予防できるでしょう。

患者さまのお口の中の状態や生活習慣など、一人ひとりに合わせて指導を行います。患者さまに合ったセルフケア用品の提案も行う場合が多いです。

幼稚園や学校、介護福祉施設などに出向いて指導を行うこともあります。

歯科予防処置

歯科予防処置とは、虫歯や歯周病などの歯科疾患を予防するために行う処置です。具体的には、スケーリングやPMTC、フッ化物歯面塗布、シーラントなどを行います。

それぞれの処置の内容は、以下のとおりです。

スケーリング

スケーリングとは、歯面に付着した歯垢や歯石を、専用の器具を使用して取り除くことです。歯石は歯垢が石灰化したもので、時間が経つほど硬くなって歯磨きで取ることが難しくなります。

日常の歯磨きでは落とせない歯石を、歯科衛生士がスケーラーとよばれる専用の器具で取り除きます。スケーラーには、手用スケーラーや超音波スケーラー、エアースケーラーがあり、歯石の沈着状況や部位などによって使い分けるのが一般的です。

PMTC(機械的歯面清掃)

PMTCとは、専用の機械を使用して歯面を清掃することです。PMTCを行うことで、歯ブラシだけでは落とせない汚れや着色を落とすことができます。

歯の表面を清掃してツルツルにすることで、汚れや細菌が再び付着するのを防ぎます。

フッ化物歯面塗布

フッ化物歯面塗布は、虫歯を予防するために歯の表面にフッ化物を塗布することです。フッ化物を歯面に塗布することで、歯の質を強くできます。虫歯菌の活動を抑制する、歯から溶け出したミネラルを補う再石灰化を促進するなどの効果も期待できるでしょう。

フッ化物歯面塗布で使用する薬剤には、フッ化物が高い濃度で含まれているため、定期的に塗布することで虫歯予防に効果的です。

フッ化物歯面塗布が終わったら、30分間は飲食しないこと、唾液が溜まった場合は吐き出すことなど、注意事項を患者さまに伝えます。

シーラント

シーラントは、歯の溝を物理的に封鎖し虫歯を予防する処置です。歯垢をしっかり取り除いてから、シーラントを歯の溝に詰めます。

歯科診療補助

歯科診療補助は、歯科医師の診療を補助することです。歯科医師の監視下で医療行為の一部を行うこともあるでしょう。

歯科医師の業務には「絶対的歯科医行為」と「相対的歯科医行為」がありますが、相対的歯科医行為は、歯科医師の監視下であれば歯科衛生士が行うことが可能です。

具体的には、表面麻酔薬の塗布、歯石除去、ホワイトニング、歯周組織検査、仮歯の調整・仮着などが、相対的歯科医行為にあたります。歯科医師の診療の補助をする際は、患者さまに配慮しながら器具の受け渡しやライティング、バキューム操作を行います。

患者さまが安心して歯科治療を受けるためには、治療がスムーズに進むように適切な補助をすることが重要です。

歯科助手の仕事内容

歯科助手

歯科助手は、受付から歯科医師や歯科衛生士のサポートまで幅広く対応します。

しかし、お口の中に触れる医療行為は行えません。バキューム操作や器具の受け渡しなど、医療行為にあたらない範囲で診療のアシスタントをします。

歯科助手の具体的な仕事内容を確認しましょう。

受付・会計

歯科助手は、歯科医院を受診する患者さまの受付業務を担当します。患者さまが来院されたら、診察券や保険証の確認を行うでしょう。

初めて来院された患者さまの場合、問診票を記入してもらってカルテを作成します。診療が終わったら、医療費の会計を行います。

電話対応や予約の管理も歯科助手の仕事です。引き続き治療が必要な場合は、次回の予約の日付・時間を決めます。

患者さまの案内や後片付け

診療の前後の患者さまのサポートも、歯科助手の仕事です。診療前は、患者さまを席に案内し、エプロンをかけて診療をスムーズに始められるよう準備をします。

診療が終わったら、コップやエプロン、使用した器具などを片付けて、次の患者さまの診療を行えるように診療室を整えるのです。

歯科医師や歯科衛生士のアシスタント業務

歯科助手は、歯科医師や歯科衛生士のアシスタントも行います。歯科医師が治療をしている際に、治療の流れに沿って必要な器具を受け渡す、ライトを調整する、型取りの材料やセメントを用意するなど、治療がスムーズに進むように補助するのです。

ただし、お口の中を触ることは医療行為にあたります。そのため、歯科助手はお口の中を触らない範囲で補助をします。

歯科衛生士が行う歯周病の検査の結果を入力することもあるでしょう。患者さまや歯科医師、歯科衛生士に配慮しながらアシストをします。

器具・材料の管理

診療に必要な器具を前もって準備する、使用した器具の洗浄・滅菌を行うことも、歯科助手の仕事です。また、診療で使用する材料の在庫管理や発注も行います。

レセプト業務

レセプトは、患者さまが負担しない医療費を、市区町村や健康保険組合などの保険者に請求するためのものです。診療報酬明細書ともよばれます。

歯科医院によっては、歯科助手がレセプト作成業務を行うことがあります。

歯科衛生士と歯科助手の資格の違い

歯科衛生士と歯科助手を比較する女子

歯科衛生士になるには、文部科学省や都道府県知事が指定する養成所などで3年以上学び、国家試験に合格して国家資格を取得しなければなりません。歯科衛生士の資格を取得することで、歯科衛生士の3大業務といわれる「歯科保健指導」「歯科予防処置」「歯科診療補助」を行えるようになるのです。

一方、歯科助手は歯科衛生士のように特別な資格は必要ありません。そのため、お口の中に触れる医療行為は行えないのです。

しかし、歯科助手の民間資格がいくつかあります。働く前に取得すると、即戦力として働けるでしょう。

まとめ

頼りになる歯科衛生士

歯科衛生士の仕事内容は、主に「歯科保健指導」「歯科予防処置」「歯科診療補助」です。歯科衛生士になるためには、文部科学省や都道府県知事が指定する養成所などで3年以上学び、国家試験に合格しなければなりません。

歯科助手は、歯科医院の受付や会計、器具の管理、治療のアシスタントなどの業務を行います。歯科助手には特別な資格が必要ないため、患者さまのお口の中に触れる医療行為は行えません。

現在、当院では歯科衛生士を募集しております。スケーリングやブラッシング指導、診療補助などを通して、患者さまのよりよい口内環境を維持するお手伝いを一緒にしませんか。

院内の見学も可能です。現在、歯科衛生士の養成施設に通っている学生さんも大歓迎です。歯科衛生士として働きたいとお考えの方は、島根県浜田市にあるかずあきデンタルクリニックにご連絡ください。

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