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床矯正で痛いと感じる原因とは?痛みがあるときの対処方法も

2026年2月14日
床矯正で口が痛い子ども

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

床矯正を検討する際に、痛いのではないかと不安を抱く方は少なくありません。とくに成長期のお子さまの治療では、身体への負担や日常生活への影響を心配される保護者の方も多いでしょう。

床矯正はあごの発育を活かしながら歯が並ぶスペースを整えていく方法であり、将来の歯並びや噛み合わせを見据えた治療です。不安を軽くするためには、治療の仕組みや特徴を正しく理解することが大切です。

今回は、床矯正で痛いと感じる原因や対処方法などについて解説します。床矯正を検討されている保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

床矯正とは

手に床矯正装置をのせているイメージ

床矯正とは、取り外しが可能な専用の装置を用いて、あごの幅をゆっくりと広げながら歯が並ぶためのスペースを確保する矯正方法です。主に成長期の子どもに行われることが多く、あごの発育する力を活かして歯並びや噛み合わせが整うように促していきます。

装置はプラスチック製の床と金属のワイヤーで構成されており、中央に設けられたネジを調整することで少しずつ左右に広がる仕組みです。この働きによってあごの幅を広げ、永久歯がきれいに並ぶための土台づくりを行います。

床矯正の特徴は、歯を無理に動かすのではなく、あごの成長を支えながら環境を整える点にあります。そのため、将来の歯並びや口元のバランスを見据えた治療として選択されることが多い方法です。

床矯正のメリット

床矯正の大きなメリットは、歯を抜かずに矯正できる可能性が高いという点です。永久歯が生え揃う前の子どもに行うことで、顎の成長をサポートしながら歯がきれいに並ぶスペースを作ることができます。

また、食事や歯磨きの際には装置を外すことが可能で、口腔内を清潔な状態に保ちやすいため、虫歯や歯周病のリスクを抑えられるでしょう。さらに、早い段階で治療を始めることで、本格的な矯正治療が必要になった場合でも、負担を軽減できる可能性があります。

床矯正のデメリット

一方で、床矯正にはいくつかのデメリットもあります。まず、矯正装置を毎日決められた時間装着する必要があり、装着時間が不足すると、十分な効果が得られないことがあります。

また、装置を取り外せる反面、紛失や破損のリスクも伴います。装置の使い方によっては、結果に大きな差が生じるため、自己管理や保護者の方のサポートが必要不可欠です。

さらに、装置が口の中に触れることで、発音しづらさを感じるケースもあります。特に装着初期は、食事や会話の際に不便を感じることがあるかもしれません。これらの点を理解したうえで治療を始めることが大切です。

床矯正で痛いと感じる原因とは

床矯正で痛いと感じる原因を調べる子ども

床矯正において痛みや違和感を覚えることは珍しくなく、その原因はさまざまです。ここでは、床矯正で痛いと感じる原因を詳しく見ていきましょう。

装置にまだ慣れていないから

床矯正を始めたばかりの時期は、装置を口の中に入れること自体に違和感を覚えることがあります。まだ口の中の筋肉や舌が装置に順応していないため、歯や歯ぐきが押されているように感じたり、軽い痛みを伴ったりすることがあるのです。

これはあくまでも慣れるまでの一時的な症状で、装着を続けていくうちに自然と気にならなくなる場合が多いです。

装置にあるネジを回したから

床矯正では、装置の中央にあるネジを調整することであごの幅を広げます。

ネジを回すと装置がわずかに拡大し、その分だけ歯や周囲の骨に力が加わります。この力により、押されるような感覚や鈍い痛みを覚えることがあります。あごの骨や歯を支える組織が刺激を受けることで生じる反応であり、治療の過程でみられる現象の一つです。

ただし、強い痛みが長く続く場合は、調整の頻度や方法が合っていない可能性もあるため、歯科医院で確認してもらうことが大切です。

装置が口腔内に当たっているから

床矯正で使われる装置は、個々の口の形に合わせて作られますが、使用中に装置が歯ぐきや頬の内側、舌に当たって痛みを感じることがあります。特に、装置の角やワイヤーの端が粘膜を刺激すると、擦れたり傷ができたりして、ヒリヒリとした不快感が続くこともあります。

痛みが強い場合には無理に使い続けず、歯科医院で調整を受けることが大切です。

床矯正で痛いと感じるときはどうする?

床矯正の装置を洗っているイメージ

床矯正中に痛みや強い違和感を覚えた場合でも、落ち着いて対処することが大切です。無理に我慢するのではなく、日常生活の中でできる工夫や歯科医院での確認を通して、負担を軽減できます。ここでは、具体的な対応方法をご紹介します。

やわらかい食事を心がける

装置の使用を始めたばかりの時期や調整直後は、歯やあごに圧力がかかっているため、硬いものを噛んだときに痛みを感じやすくなります。そのようなときは、無理に噛もうとせず、おかゆ・スープ・煮物など、やわらかい食べ物を中心にすると、口の中への負担を減らせます。

口腔内と装置を清潔な状態に保つ

口腔内が不衛生になると、歯ぐきに炎症が起こりやすくなり、痛みが強まることがあります。

毎日の歯みがきを丁寧に行い、装置も忘れずに洗浄することが大切です。装置には汚れが付着しやすいため、水洗いだけでなく専用のブラシを使うと清潔な状態に保ちやすくなります。清掃が不十分な状態が続くと、虫歯や歯周トラブルの原因になるでしょう。

口腔内と装置の両方をきれいに保つことが、痛みの予防と軽減につながります。

歯科医院で装置の状態を確認してもらう

痛みが長引く、あるいは耐えがたい場合には、無理をせず歯科医院で装置の状態を確認してもらいましょう。装置の調整が強すぎたり、歯ぐきや粘膜に当たっていたりすることで不快感を招いているケースは少なくありません。

自己判断で我慢し続けると、装置が正しく作用しないだけでなく、傷や炎症を引き起こすおそれもあります。症状や状況を詳しく伝えることで、痛みの原因を特定しやすくなり、適切な処置が受けられます。問題があれば装置の調整を緩める、装置を改善するなどの対応も可能です。

床矯正での治療をスムーズに進めるためには

歯科医院で床矯正の状態を確認してもらっているイメージ

床矯正をスムーズに進めるためには、装置の特性を理解し、日常生活の中で正しく取り扱うことが重要です。治療を計画どおりに進めるためには、いくつかの基本的なポイントを押さえておく必要があります。ここでは、負担を抑えながら治療を円滑に進めるための方法を解説します。

装置の装着時間を守る

床矯正では、決められた時間だけ装置を装着することで効果を発揮します。装着時間が不足すると、あごに加わる力が安定せず、計画どおりに拡大が進まない場合があります。結果として治療期間が延びる可能性もあります。

毎日の生活リズムのなかに装着時間を組み込み、習慣化することが大切です。就寝前に確認するなど、家族で声をかけ合うことで管理しやすくなります。継続的な使用が、治療結果の安定につながります。

歯科医師の指示どおりにネジを回す

床矯正では、装置に組み込まれているネジ(スクリュー)を定期的に回すことで顎の幅をゆっくりと拡大していきます。

しかし、決められたタイミングを守らずにネジを回しすぎると強い痛みが出たり、歯に過度な力がかかったりして、かえってトラブルの原因となることがあります。

逆に、ネジを回すのを忘れたり、間隔を空けすぎたりすると、予定していた動きが進まず、治療が長引くことになります。ネジは1回転でどれくらい力が加わるかも計算されているため、歯科医師の指示通りの頻度と回転数を守ることが重要です。

定期的に歯科医院で検診を受ける

床矯正の治療を順調に進めるためには、歯科医院での定期検診を欠かさず受けることがとても重要です。装置の状態やお口の中の変化は、自分では気づきにくいこともありますが、歯科医師にチェックしてもらうことで早めにトラブルを防げます。

特に、装置のネジの調整や、土台となる歯や歯ぐきの状態を正しく保つためには、専門的な管理が欠かせません。また、診察の際に困っていることや不安なことを相談することで、より安心して治療を続けられるでしょう。

定期的な受診は面倒に思えるかもしれませんが、スムーズに治療を進めていくための大切な習慣なのです。

まとめ

床矯正できれいな歯並びになった子ども

床矯正は、あごの成長を活かしながら歯が並ぶためのスペースを整える治療法です。

治療中に痛いと不安に感じる方もいますが、その背景には装置への順応やあごに加わる力など、いくつかの理由があります。多くの場合は一時的な違和感であり、正しい知識を持つことで落ち着いて対応できます。

痛みを感じたときは、食事内容を工夫し、口腔内と装置を清潔に保つことが大切です。また、痛みが続くときは我慢をせず歯科医院で状態を確認してもらいましょう。装着時間やネジの調整方法を守ること、定期的に検診を受けることで、安定して治療が進みやすくなります。

小児矯正を検討されている方は、島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では入れ歯や矯正治療、小児矯正など、さまざまな診療を行っています。当院のホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

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