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小児矯正にかかる期間は?計画どおりに進めるために大切なことも

2025年6月21日
小児矯正の治療をする子ども

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

小児矯正は、成長期のお子さまの歯並びを整えるための大切な治療です。治療は主に1期治療と2期治療に分かれ、開始時期や装置の種類によって治療にかかる期間は異なります。

この記事では、それぞれの治療期間の目安と、治療計画を無理なく達成するためのポイントをまとめました。子どものうちに歯並びを矯正するメリットとデメリットについてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

小児矯正にかかる期間

小児矯正にかかる期間イメージ

1期治療、2期治療それぞれの治療の目安期間は以下のとおりです。

1期治療の目安

混合歯列期にあたる6歳から12歳頃のお子さまを対象とした1期治療は、1年から3年ほどかかるでしょう。上下のあごを広げて永久歯が並ぶスペースを確保します。成長スピードや口内の状態によって、期間は変動します。

2期治療の目安

永久歯がそろったタイミングで開始する2期治療は、約1年から2年かかります。ワイヤーやブラケット、マウスピースを使い、歯列のアーチから外れた歯を正しい位置に誘導します。

計画どおりに子どもの矯正を終わらせるためには

計画どおりに子どもの矯正を終わらせるために丁寧に歯磨きをする子ども

計画どおりに子どもの矯正を終わらせるポイントは、以下のとおりです。

食事中の工夫で装置を守る

計画どおりに矯正を終わらせるためには、装置のトラブルを避けるように心がけると良いでしょう。具体的には、硬い食材や粘着性のある食品を控えることが重要です。

固定式の装置を使用している場合、キャラメル、グミなどを食べると強い力がかかり、外れるリスクが高まります。また、食材は小さくカットしてひと口サイズに分けると、装置への負担を抑えられます。

食後は装置まわりに食べかすがたまりやすいため、水ですすいだあと丁寧にブラッシングする習慣をつけましょう。学校や外出先でも、水で口をゆすぐだけで汚れの蓄積を防げるため、簡単にできるケア方法をお子さまに伝えておきましょう。

これらの工夫を継続すれば、装置破損の心配を減らし、計画どおりの治療進行が期待できます。

日々のセルフケアとクリーニングを両立する

矯正中は装置の隙間に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが上がります。毎食後に装置の周辺まで丁寧にブラッシングを行い、歯間ブラシやフロスを併用して汚れを確実に取り除きましょう。

さらに、定期的に歯科クリニックでプロのクリーニングを受けることで、セルフケアでは届きにくい部分まで清潔を保てます。口内を良好な状態に維持することで、治療計画の遅延を防ぎやすくなります。

保定装置の着用を継続する

矯正装置を外した後は、歯並びが後戻りしないように保定装置を使い続けることが必要です。歯科医師の指示にしたがって毎日忘れず使用してください。

取り外し式のものは、食事やブラッシングのときに流水で丁寧に洗い、専用ケースで保管すると衛生的です。

通いやすい歯科クリニックを選ぶ

矯正治療では定期的な通院が必要になるため、歯科医院への通いやすさは治療をスムーズに進めるために欠かせません。自宅や学校からの距離を考慮し、無理なく通えるクリニックを探してください。

加えて、治療実績が豊富で、保護者の方やお子さまが気軽に相談できる歯科医師がいるかどうかも重要です。初回カウンセリングで歯科医院の雰囲気を確かめ、料金プランや支払い方法が明示されているかをチェックすると、安心して長期間通院しやすくなるでしょう。

歯科医師の指示を聞き逃さない

矯正装置の自己判断による取り外しや、通院間隔を空けることは治療の遅延につながります。毎回の調整・検診で、歯科医師は経過を細かく確認し、必要に応じて装置の調整を行います。

不安や疑問があれば、その都度相談してください。指示どおりに装置を使い、検診に通うことで、予定どおりの期間内に歯並びを整えやすくなります。

子どものうちに歯並びを矯正するメリット

子どものうちに歯並びを矯正するメリットイメージ

子どものうちに歯並びを矯正するメリットは、以下のとおりです。

あごのバランスを整えられる

乳歯から永久歯へ生え変わる時期に、あごの成長をうまくコントロールできるのが小児矯正の大きな利点です。出っ歯や受け口は上あごと下あごの発育にズレがあるために起こることが多いですが、あごの幅や位置を調整すると、骨格的なバランスも改善できる可能性があります。

歯科クリニックで定期的に成長をチェックしながら進めることで、将来の噛み合わせ不良を未然に防げます。

非抜歯でもスペースを確保しやすい

あごが小さくて永久歯が並びきらない場合、歯並びが悪くなりやすいです。小児矯正、特に1期治療を実施して顎の骨を広げることができれば、抜歯を回避できる可能性が高くなります。

健康な歯を抜かずに矯正を行うと、歯ぐきや骨への負担を抑えつつ美しい歯並びを実現しやすくなります。

悪習癖を早期に正せる

指しゃぶりや舌突出癖など、お口まわりの悪習癖は歯並びや噛み合わせの乱れにつながります。筋機能訓練やマウスピース型装置を使ったトレーニングで、舌の位置や唇の筋肉の動かし方を改善すると、あごの正常な発育を促せます。

小児期に歯並びに影響する癖を取り除くことで、後戻りしにくい歯列を作りr負担を軽減します。

虫歯や歯周病のリスクを下げられる

デコボコした歯並びは磨き残しを生みやすく、虫歯や歯周病を招く要因になります。早期に歯列を整えると、歯ブラシが歯と歯ぐきの境目に届きやすくなり、セルフケアの効果が高まります。

さらに、歯科クリニックで定期的にクリーニングを受けると、口内の健康を長く維持できます。

定期的に口内全体のチェックをしてもらえる

矯正治療中はもちろん、治療前後も定期的に歯科クリニックへ通う必要があります。お子さまの歯並びやブラッシングの状況を歯科医師が細かく確認できることから、虫歯や歯周病を早期に発見・対処できます。

また、その都度装置の調整やブラッシング指導を受けることで、保護者の方も正しい口腔ケア方法を学べるため、家庭でのケアが一段と充実します。

子どものうちに歯並びを矯正するデメリット

子どものうちに歯並びを矯正するデメリットイメージ

子どものうちに歯並びを矯正するデメリットは、以下のとおりです。

お子さまの協力が欠かせない

取り外し式の装置を使うとき場合は、お子さま自身が指示どおりに装着しないと効果が出にくくなります。装置を外したまま過ごすと治療進行が遅れ、期間が延びるだけでなく成果も期待できません。

保護者の方が声かけをしながらモチベーションを維持し、定期的に装着状況を確認してあげることが大切です。

治療に時間がかかる

乳歯から永久歯への切り替わりや、あごの成長を見守りながら治療を進めるため、小児矯正は長期にわたる可能性が高いです。特に、下あごの発育は15歳前後まで続くとされており、受け口の傾向が強い場合は数年にわたる経過観察が必要になることがあります。

計画段階で予想される期間を確認し、途中で諦めずに通院を継続する心構えが求められます。

追加治療が必要になることがある

1期治療であごのバランス調整が終わっても、細かな歯のねじれやガタつきは残る場合が多く、2期治療を勧められることがあります。また、予想外の成長をしたり骨格的な問題が解消しなかったりした場合には、再矯正が必要になるケースもあるでしょう。

一時的に見た目が気になる

装置の種類によっては、口を開けたときに器具が目立つことがあります。治療途中で歯列に意図的にスペースを作る場合、歯が凸凹に並ぶ時期もあり、鏡を見たお子さまが戸惑うこともあるでしょう。

カラーゴムをアクセサリー感覚で選んだり、装置を「頑張っている証だ」と前向きに捉えたりして、気持ちを盛り上げる工夫が大切です。

ケアを怠ると虫歯のリスクが高まる

固定式の装置を装着すると、歯と装置のすき間にプラークが溜まりやすくなります。丁寧なブラッシングを習慣化できないと、虫歯や歯周病になる可能性が高まり、矯正治療自体を中断せざるを得ない事態に陥ることもあります。

清潔な口内を保つために、お子さまが自分で磨いた後には保護者の方がしっかりと仕上げ磨きをしてあげてください。定期的なプロフェッショナルクリーニングを受けつつ、歯科クリニックでブラッシング指導を受け、セルフケアを持続できる体制を整えましょう。

まとめ

小児矯正の治療をする親子

小児矯正は、お子さまの成長を活用して歯並びを整えます。装置の管理やブラッシング習慣、食事の工夫、定期通院をしっかり続けると計画どおり進みやすくなります。治療後は保定装置を忘れずに装着し、後戻りを防ぎましょう。

小児矯正には、あごのバランス改善や非抜歯の可能性向上などのメリットがある反面、治療期間の長さや装置の見た目、保護者の方の協力が不可欠であるなどの欠点もあります。信頼できる歯科クリニックを選び、無理なくお子さまのサポートしながら治療を進めていきましょう。

小児矯正についてお悩みがある方は、島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では入れ歯や矯正治療、小児矯正など、さまざまな診療を行っています。当院のホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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