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インビザライン矯正の費用はいくらくらい?治療の流れごとに解説!

2023年10月7日
インビザラインのマウスピースを手に持つ

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

装置が目立たないことから人気のインビザライン矯正ですが、費用が気になる方は多いのではないでしょうか。

今回は、インビザライン矯正の費用や保険が適用されるのかどうかなどを解説します。治療の流れに沿って詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

インビザライン矯正の費用

机に置かれた植物と電卓

インビザライン矯正にかかる費用は、トータルでおよそ600,000〜1,000,000円です。自費診療になるので、歯科医院ごとに費用が異なります。口内や歯並びの状態によっても費用が変動するため、相場に幅があります。

インビザライン矯正にかかる費用を、治療前・治療中・治療後に分けて詳しく確認しましょう。

治療前にかかる費用

インビザライン矯正を始める前に、カウンセリングと口内の状態を調べるための精密検査が行われます。検査の結果、インビザライン矯正の前に虫歯治療や抜歯が必要となった場合は、先に処置を行うのが一般的です。

カウンセリング

カウンセリングの費用相場は、無料〜10,000円程度です。無料でカウンセリングをしている歯科医院と、有料で行っている歯科医院がありますが、どちらがよいというわけではありません。

カウンセリングでは、簡易的に口内の状態も検査します。インビザライン矯正の進め方や必要な費用、治療期間などの説明を受けるでしょう。

歯科医院や歯科医師・スタッフの雰囲気などを知ることもできます。インビザライン矯正は長期間歯科医院に通う必要があり、費用もかかります。そのため、相性のよい歯科医院を選ぶための参考にするとよいでしょう。

カウンセリングを受けたからといって、必ずその歯科医院で矯正治療を始めなければいけないわけではありません。インビザライン矯正を検討している方は、一度カウンセリングを受けて費用などの説明を受け、歯科医院の雰囲気を確認しましょう。

検査

検査は、実際に矯正治療を始めるにあたって緻密な治療計画を立てるために行います。

検査費用の相場は、10,000円〜50,000円程度です。検査費用は、インビザライン矯正全体の費用に含まれている場合もあります。

インビザライン矯正で主に行われる検査の内容は、以下のとおりです。

・レントゲン撮影

・CT撮影

・顔の写真撮影

・歯並びの撮影

・CTスキャンによる歯型採取

インビザライン矯正では、専用のソフト「クリンチェック」を使い、検査のデータをもとに現在の歯並びから治療終了までの歯の動きをシミュレーションできます。治療開始前に矯正治療完了後のイメージを確認できることは、インビザライン矯正の大きなメリットでしょう。

虫歯治療や抜歯

インビザライン矯正を始める前に、虫歯治療が必要になる場合があります。虫歯治療は歯列矯正とは直接関係のない治療なので、保険で治療することも可能です。矯正専用の歯科医院の場合、別の歯科医院を紹介されることもあるでしょう。

費用の相場は虫歯の状態によって異なりますが、数千円程度です。虫歯の治療が終わり次第、矯正治療に移行します。

抜歯が必要な場合、虫歯や歯周病など歯科治療のための抜歯は保険が適用されます。矯正のために特に問題のない歯を抜く場合は、保険が適用されません。自費診療で5,000〜10,000円程度の費用がかかるでしょう。

治療中にかかる費用

治療中にかかる費用は、インビザライン矯正で使用するマウスピースの作製に関わる費用と、毎回の診察にかかる費用です。

マウスピースの作製

マウスピースの作製にかかる費用の相場は600,000〜1,000,000円です。

上述したようにインビザライン矯正では、クリンチェックというソフトによって治療開始から終了までのシミュレーションを行います。一度の歯型の採取で治療終了までに必要なマウスピースをすべて作製します。

診察

インビザライン矯正を開始したら、定期的に歯科医院で治療の進み具合をチェックしなければなりません。1〜2か月に一度の通院が一般的で、1回の診察にかかる費用の相場は3,000〜10,000円程度です。

歯科医院によって異なるので、カウンセリングの際などに確認しましょう。

インビザライン矯正では、1日20〜22時間マウスピースを装着し、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら矯正治療を進めます。基本的にご自身で進めなければなりませんが、マウスピースの装着時間や交換時期が守られていないと、計画どおりに矯正治療が進みません。

診察の際は、矯正治療の進み具合をチェックし、必要な場合はマウスピースを追加するなど、治療計画を修正することもあります。

治療後にかかる費用

治療後とは、歯を並べ終わったあとの保定期間を指します。

矯正治療では、歯を動かす「動的治療期間」と、動かした歯の位置を固定させるための「保定期間」が必要です。保定期間は、一般的に矯正にかかった期間と同程度とされています。歯を動かすのに1年半かかった場合は、保定期間も1年半程度です。

保定期間は、リテーナーという保定装置を装着する必要があります。保定装置の作製にかかる費用の相場は、10,000〜60,000円程度でしょう。

保定期間中も定期的に受診する必要があり、1回の診療あたり3,000〜5,000円の費用がかかります。保定期間中の通院は、矯正治療中と比較して頻度が減るのが一般的です。

インビザライン矯正は保険が適用される?

資料を見ながら電卓を使う女性医師

インビザライン矯正は、保険が適用されません。歯列矯正は病気の治療ではないので、どのような治療でも基本的に自費治療になります。

例外的に、先天的な顎変形症などで矯正治療を行う場合は保険が適用されますが、大掛かりな手術が必要な症例が多いのでインビザライン矯正のみで改善することは難しいでしょう。大学病院などの大きな病院と連携して行われることが多いです。

インビザライン矯正は医療費控除の対象になる?

医療費控除の書類を虫眼鏡で拡大する

インビザライン矯正は、医療費控除の対象になることがあります。

医療費控除とは、1年間にかかった医療費が100,000円を超えた場合に受けられる、所得控除の制度です。対象になる場合は、確定申告の際に申請すれば還付金を受け取れます。

インビザライン矯正の費用が直接安くなるわけではありませんが、結果的に治療費を抑えられるでしょう。

インビザライン矯正で医療費控除を受ける場合は、注意する点があります。

見た目を美しくするための審美性の改善を目的とした矯正治療の場合、医療費控除の対象にはなりません。咀嚼や噛み合わせの改善など、機能の回復が目的の場合は医療費控除の対象になります。

インビザライン矯正の費用を安くする方法

顎に手を当てて考える女性

インビザライン矯正の費用を安くする方法はありませんが、歯科医院によって金額が異なるため、費用の安い歯科医院を選べばインビザライン矯正の費用は安くなります。

しかし、「費用が安い歯科医院」が「相性のよい歯科医院」とは限りません。インビザライン矯正は費用と時間がかかる治療です。費用の安さだけで歯科医院を選ぶのはあまり推奨できません。

必要以上に費用がかからないように、以下の点に注意しましょう。

マウスピースの装着時間と交換時期を守る

インビザラインは、自己管理が重要な矯正治療です。計画どおりに治療を進めるには、マウスピースの装着時間・交換時期をしっかりと守らなければなりません。

装着時間・交換時期を守らないと、治療計画を立て直す、マウスピースを追加で作製するなど、本来必要なかった費用がかかります。

トラブルがあった場合はすぐに連絡する

マウスピースがうまくはまらない、装着時間を守れなかったなど、問題が起きた場合はすぐに連絡して、歯科医師の指示を受けましょう。

インビザライン矯正では、マウスピースと歯の密着度を高めるためにアタッチメントという突起を装着することがあります。装着したアタッチメントが外れた場合や、マウスピースが破損した場合など、矯正装置にトラブルがあったときも計画どおりに治療が進まなくなるかもしれません。早めに歯科医院に連絡し、受診する必要があります。

すぐに歯科医院を受診すれば、治療計画が乱れて余計な費用がかかることを防げるでしょう。

まとめ

インビザラインのマウスピースを持って笑う女性

インビザライン矯正にかかる費用は、600,000〜1,000,000円が相場です。

矯正装置の費用以外に、矯正前のカウンセリングや検査、矯正中の診察、矯正後の保定装置などに費用がかかります。これらの費用は歯科医院によって異なります。すべて含めた金額を設定している歯科医院もあれば、診察のたびに支払う歯科医院もあるでしょう。治療開始前に確認することが重要です。

インビザライン矯正は、決して安い治療ではありません。インビザライン矯正を検討している場合は、カウンセリングを受けて費用について詳しく確認してください。

インビザライン矯正に興味がある方は、島根県浜田市にあるかずあきデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。

インビザラインの治療は延長することがある?その原因とは?

2023年8月21日

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

インビザラインはマウスピースを使用するため、手軽に始められると人気の矯正治療です。

しかし、患者様自身でマウスピースを管理する必要があるため、治療のすすめ方次第では治療期間が当初の予定よりも延長してしまうことがあります。

治療期間が延長してしまうと、その分余計な費用がかかってしまうだけでなく、治療がうまくすすまない原因にもなってしまいます。そのため、インビザライン治療を成功させるためには、治療期間が延長する原因を理解しておくとよいでしょう。

今回は、インビザラインの治療期間が延長してしまう原因と対処法について解説しています。

インビザラインの治療は延長することがある?

期間が延びることに悩む女性

インビザラインは、治療前の精密検査にくわえ「クリンチェック」という独自のシステムを使用することによって、治療前にどのくらい治療期間がかかるのかシミュレーションで確認できます。

しかし、実際インビザライン矯正を始めてみると、当初予定していた治療期間よりも延長してしまうことがあります。原因は、顎の骨がしっかりしていて思ったよりも歯の動きが悪いことや、マウスピースの装着方法が間違っていることなど、さまざまです。

マウスピースの装着方法が間違っていることが原因である場合、予定していた方向とは違う方向に歯が動いてしまうかもしれません。この場合、マウスピースの作り直しや治療計画の変更が必要になり、治療期間が延長するだけでなく、その分費用がかかってしまうことにもつながります。

治療期間が延長するということは、当初予定していたスケジュールの変更が必要になり、余計な費用がかかることもあるため注意が必要です。

インビザラインの治療期間

時計とカレンダー

インビザラインの治療期間は、お口の状態によって異なりますが平均して2~3年です。

しかし、インビザラインは歯の乱れが軽度の場合に適した治療法といわれているため、症状によっては1年半程度で終わることもあるでしょう。

インビザラインの治療期間が2~3年と聞くと長いと思われるかもしれませんが、従来のワイヤー矯正も1~3年程度かかるといわれているため、インビザラインの治療期間が特別長いわけではありません。

矯正期間と保定期間

インビザラインを含めた矯正治療の期間とは、歯を動かす矯正期間と歯の後戻りを防ぐ保定期間の2つを足したものです。

歯を動かした矯正期間のあとの歯は不安定なため、何もしなければ治療前の位置に戻ろうとしてしまいます。そのため、保定期間を設け、リテーナーをつけて歯の後戻りを防がなければいけません。

保定期間の目安

保定期間の目安は、歯を動かすのにかかった期間と同じくらいの期間が必要といわれています。

歯を動かす矯正期間が大体1~1年半程度かかった場合、保定期間も1年半ほどは必要です。このことから、矯正期間1年半とすれば保定期間も1年半程度はかかるため、矯正治療全体として合計3年ほどかかるという計算になります。

ただし、インビザラインを含めた矯正治療にかかる期間については、もともとの歯並びやお口の状態によって異なります。実際にかかる治療期間については歯科医師の判断が必要なので、ここで紹介した治療期間についてはあくまでも目安程度に参考にしてください。

インビザラインの治療期間について詳しく知りたい場合は、お気軽に当院までご相談ください。

インビザラインの治療が延長してしまう原因

クエスチョンマークと女性

ここでは、インビザラインの治療が当初予定していた治療期間よりも延長してしまう原因を5つ解説します。

①マウスピースの装着時間が守れていないケース

インビザライン矯正は、定められたマウスピースの装着時間を守れていなければ、予定通りの位置に歯が動かず、治療期間が延長してしまいます。

インビザライン矯正は患者様の好きなタイミングでマウスピースを取り外せるのがメリットですが、装着時間が短くなるのがデメリットです。そのため、食事や歯磨き以外の時間はなるべくマウスピースをつけ、1日20〜22時間よりも短くならないようにしましょう。

②マウスピースの装着方法が間違っているケース

インビザライン治療は、歯とマウスピースが密着することで矯正力がかかり、歯が予定している位置に動きます。そのため、マウスピースがしっかり歯の形におさまっていないと、治療がうまくすすまず治療期間が延長してしまう原因になります。

マウスピースが浮いたりズレたりすることで、思った方向とは違う方向に歯が動く原因にもなるため注意が必要です。

③リファインメントが必要なケース

インビザライン矯正は、クリンチェックによって治療スケジュールを立てるものの、実際の歯の動き方には個人差があります。そのため、歯の動き方によっては、噛み合わせや歯並びをよりよくするためにマウスピースの追加が必要です。

このことを「リファインメント」といいますが、治療期間が延長してしまう原因といえます。

リファインメントの回数には個人差があり、予定通り治療がすすみリファインメントが必要ない場合もあれば、数回行う場合もあります。リファインメントが必要ということは治療期間が延長することではありますが、より美しい歯並び、よりよい噛み合わせになるためには必要な過程といえるでしょう。

④虫歯によって歯の形が変わったケース

インビザラインは患者様のタイミングで取り外しできるため、ワイヤー矯正に比べて虫歯のリスクは低いといわれています。

しかし、いくら虫歯になるリスクが低いとはいえ、毎日のケアが不十分なことや食後に歯磨きせずにマウスピースをつけてしまうことで虫歯になる可能性が高くなります。

小さな虫歯の場合、治療しても削って詰める程度の簡単な処置で済みますが、大きな虫歯の場合、被せ物をするなどで、治療当初と歯の形が変わってしまうかもしれません。マウスピースを作ったときと歯の形が大きく違うと、せっかく作ったマウスピースが入らなくなり、マウスピースの作り直しが必要になってしまいます。インビザライン治療は型取りをしてからマウスピースができ上がるまでに、1か月程度の時間を要します。

このように、インビザライン矯正中に虫歯治療によって歯の形が変わってしまうと、治療期間が延長してしまうだけでなく、その分マウスピースの作り直しの費用がかかってしまうため注意が必要です。

⑤マウスピースが変形・破損・紛失するケース

マウスピースが変形・破損・紛失してしまった場合、作り直しが必要です。

曲がってしまったマウスピースを無理やりはめようとしたり、破損したマウスピースをつけたりすることは、間違った方向に歯が動く原因です。マウスピースの変形や破損が見られた場合は使用せず、1つ前の古いマウスピースをつけることで対処し、なるべく早く歯科を受診しましょう。

また、外食などでマウスピースを外す際、ケースに入れていないと変形や破損だけでなく紛失しやすくなります。

マウスピースが変形・破損・紛失してしまい作り直しが必要になると、治療期間の延長に伴い、その分費用がかかってしまいます。そのため、マウスピースを外した際は、必ずケースに入れて保管することが大切です。

インビザラインの治療を計画通りに終わらせるためには

5つのポイントスター

上記で説明した通り、治療期間が延長してしまうと、その分余計な費用がかかってしまいます。

ここでは、インビザラインの治療を計画通りに終わらせるために、気をつけたい5つのポイントを紹介します。

①マウスピースを20~22時間以上つける

インビザラインの治療を延長させないためには、マウスピースの装着時間が20時間よりも短くならないようにすることが大切です。

極端にマウスピース装着時間が短い日が続くことや、マウスピースを1日つけ忘れてしまうことで、予定通りに歯が動かずリファインメントが必要になるかもしれません。また、装着時間が足りていないことで歯が後戻りしてしまい、マウスピースの作り直しが必要になることもあるのです。

インビザラインの治療を延長させないためには、まずはしっかりマウスピースの装着時間を守れているか見直してみましょう。

②マウスピースを正しくつける

インビザライン治療は、歯とマウスピースが密着していることで矯正力がかかり、予定している位置に歯が動きます。そのため、インビザライン矯正は装着時間を守ることとマウスピースを正しく装着していることが大切です。

マウスピースをしっかりはめようと噛みながらつけてしまうと、マウスピースの変形や破損の原因になります。そのため、マウスピースをつけるときは、マウスピースを手で押し込んだあと、チューイーと呼ばれるシリコン製の棒を使用して歯とマウスピースにすき間が空かないよう正しく装着しましょう。

③マウスピースの管理を徹底する

マウスピースの変形・破損・紛失は、マウスピースの作り直しが必要になることで治療期間が延長してしまうことにつながります。そのため、マウスピースを外すときは、必ずケースに入れて保管することを徹底しましょう。

④毎日丁寧に歯磨きする

インビザライン矯正中に虫歯や歯周病が見つかると、優先的に処置が必要になり、治療期間が延長してしまうことにつながります。そのため、毎日の歯磨きでできるだけ磨き残しをなくし、虫歯や歯周病にならないようにすることが大切です。

特に、虫歯の治療によって歯の形が大きく変わってしまうと、マウスピースが入らないことでマウスピースの作り直しが必要になり、その分、治療期間が延長してしまいます。

インビザライン矯正中は歯ブラシだけでなく、虫歯になりやすい歯と歯の間にはフロスや歯間ブラシ、歯の重なったところや細かい部分にはタフトブラシなどの補助用具を使用するのがおすすめです。

⑤定期的に歯科医師のチェックを受ける

インビザライン矯正は、患者様自身でマウスピースを管理してすすめる治療ではあるものの、1~2か月に1回程度は歯科医師による治療のすすみ具合のチェックを受ける必要があります。予定通りに歯が動いているか、マウスピースの装着方法に問題はないか、マウスピースの調整が必要かなどを確認します。

マウスピースの不具合や歯の動き具合にトラブルがあっても、通院していなければ気付かず、治療がうまくすすまない原因になるかもしれません。定期的に歯科医師に経過を診察してもらうことで、予定通りに治療がすすめられるのです。

仕事などでどうしても予約日に通院できないこともあるかもしれませんが、なるべく定期的に歯科医院を訪れるようにしましょう。

まとめ

笑顔の女性歯科医

インビザラインの治療期間の目安は、2~3年程度といわれています。

しかし、マウスピースの装着時間が20時間よりも短かいことや、マウスピースの装着方法が間違っていることが原因で、この期間よりも延長してしまうことがあるため注意が必要です。

インビザラインの治療が延長してしまうと、予定通りの位置に歯が動かず、リファインメントやマウスピースの作り直しが必要です。インビザライン矯正では新たにマウスピースを作成するのに、1か月程度はかかるため、その分期間も費用もかかってしまいます。

インビザラインの治療期間を延長させないためには、まずはマウスピースの装着時間が20〜22時間よりも短くなっていないか、正しく装着できているかなど、マウスピースの装着方法を見直してみましょう。

インビザラインについてお悩みがある方は、島根県浜田市にあるかずあきデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。

歯の動きをシミュレーション!インビザラインのクリンチェックについて解説!

2023年3月18日
歯科医師から矯正の説明を聞く女性

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

インビザライン矯正では、クリンチェックというシミュレーションソフトを使用します。クリンチェックを使えば、治療開始から終了後の歯並びが、どのように改善するか目で見て確認可能です。

今回は、インビザラインにおけるシミュレーションの重要性や、クリンチェックでシミュレーションできる内容を解説します。歯科医師と患者様が、シミュレーションで理想とする歯並びのイメージを共有できるので、安心して治療が始められるのはインビザラインの特徴です。シミュレーションに興味がある方やインビザラインを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインにおけるシミュレーションとは?

歯科の診察室

インビザライン矯正では、治療開始前にクリンチェックというシミュレーションソフトを使用します。シミュレーションすることで、治療開始から終了まで歯並びがどのように改善していくか確認できます。

一般的なワイヤー矯正では、治療終了後の歯並びがどのように変化するのか、確認できません。

その点、インビザライン治療なら、どのように変化していくのかイメージがつかみやすいので、治療の流れに納得して始められるでしょう。さらに、目で見て確認できることで、患者様が細かな要望を伝えることも可能です。

クリンチェックは、歯科医師と患者様がシミュレーションで、理想とする歯並びのイメージを共有できるのが最大のメリットといえます。

インビザラインのクリンチェックでは何をシミュレーションできる?

歯科の診察室

クリンチェックの大きな役割は、治療計画を立てることです。

ここでは、クリンチェックでシミュレーションできる内容を6つ解説します。

歯並び

治療開始前にどのような歯並びになるのかシミュレーションできることが、クリンチェックの最大のメリットです。

抜歯して治療を受けた場合と抜歯せずに治療を受けた場合の比較もシミュレーションできます。どんなふうに歯並びがきれいになるのかシミュレーションできるので、安心して治療が受けられるでしょう。

また、患者様の理想とする歯並びを目で見て確認できることで、矯正治療に対するモチベーションアップにもつながります。

噛み合わせ

インビザラインのクリンチェックによって、治療後の噛み合わせがどのように変化するのか確認できます。シミュレーションにより、噛んだときにどこに当たっているか、当たっていないか表示できます。

矯正治療によって歯並びがいくらきれいになっても、うまく噛めないようでは治療成功とはいえません。噛み合わせが悪いと歯に負担がかかるだけでなく、顎関節や頭痛、肩こりなど体に影響がでる原因になります。

矯正治療において、歯並びだけでなく噛み合わせの改善はとても重要といえるでしょう。

治療期間

インビザラインのクリンチェックによって、必要なマウスピースの枚数が確認できます。マウスピースの枚数を確認できることで、治療期間がどれくらいかかるのかの目安もわかります。

また、何枚目のマウスピースでどの程度歯が動くかなど、治療の過程もシミュレーション可能です。

IPRの要否

IPRとは、歯を並べるスペースがない場合に、歯と歯の間を削る治療のことです。

インビザラインのクリンチェックによって、どの歯をどの程度削るのか、シミュレーションで確認できます。

アタッチメントをつける位置

アタッチメントとは、マウスピースを歯にしっかりと固定し、より強い力で動かしたいときに、歯の表面につける突起物です。

インビザラインのクリンチェックによって、どの歯にどれくらいの数をつけるのか、確認できます。

顎間ゴムをかける位置

顎間ゴムとは、歯の噛み合わせを整えるための上下のマウスピースにかける矯正用のゴムです。マウスピースに顎間ゴムがかけられない場合には、歯にボタンを直接つけ、そこにゴムをかけることもあります。

インビザラインのクリンチェックによって、顎間ゴムをかける位置やボタンの位置をシミュレーションできます。

治療中にも活用されるクリンチェック!

マウスピースを装着する女性

インビザラインのクリンチェックは、シミュレーションによる治療計画の立案だけでなく、治療計画の修正も可能です。

インビザライン矯正は、取り外しできるマウスピースを使用するので、治療の進み具合は患者様によって異なります。また、顎の骨の状態や歯を動かす量によっては、治療計画通りに進まないこともあります。

矯正治療中にクリンチェックでシミュレーションすることによって、計画通りに治療がうまく進んでいるか確認可能です。計画通りに進んでいないようであれば、その都度計画を修正しなければいけません。また、歯がどのように動いているのか途中経過も確認できます。

治療中にクリンチェックを使用することで、細かい患者様からの要望を取り入れられるのもメリットの一つです。

クリンチェックの流れ

歯のレントゲン写真

インビザライン矯正のクリンチェックの流れは、以下のとおりです。

カウンセリング

まず行うのが、患者様のカウンセリングです。
患者様の歯並びに関するお悩みを聞き、治療したい箇所を確認します。そのうえで、患者様にとっての最適な治療法を歯科医師と一緒に考えていきます。

検査

インビザラインの治療を始める前に、お口の中の状態を確認します。虫歯や歯周病などがあれば、インビザライン矯正を始める前に、処置しなければいけません。

そのあと、クリンチェックに必要なレントゲン撮影・口腔内写真の撮影・マウスピース用の型取りを行います。レントゲン撮影では、虫歯や歯周病になっていないか、親知らずが生えていないかなどを確認します。

口腔内写真は、噛み合わせた状態での正面と左右、お口を開けた状態での上顎の歯列、下顎の歯列の5枚法で撮影することが一般的です。口腔内写真は、治療開始前・治療中・治療終了後に撮影します。噛み合わせや歯並びの状態、歯茎の状態、歯の移動状態などが確認できる大事な検査です。

マウスピース用の型取りは、シリコン印象(シリコンを口の中に入れて型をとる従来の方法)もありますが、一般的には光学印象(口腔内カメラでスキャンして歯型をとる方法)で行います。

詰め物の作成時など、虫歯治療でよく行う従来の方法で型をとるのが苦手な方がいらっしゃるでしょう。光学印象は、従来の型取りよりも気持ち悪さを感じることが少ないので、患者様の負担が少ないのがメリットです。また、従来の型取りよりも誤差が少なく、精密に型取りできるといわれています。

クリンチェック

検査でそろえた情報をもとに、クリンチェックを使って治療計画を立案します。治療開始前に患者様とシミュレーションを確認し、理想の歯並び、噛み合わせ、治療期間など、治療計画に納得できればマウスピースの作成にとりかかります。

マウスピース完成

マウスピースができ上がるのは、発注してから3~4週間です。

矯正治療中は、食事中以外はできるだけマウスピースを装着しなければいけません。1週間~10日ごとにマウスピースを交換し、治療をすすめていきます。装着時間を守らなければ、治療計画どおりに歯並びが改善できません。インビザライン矯正は患者様の努力が不可欠といえるでしょう。

まとめ

歯並びのきれいな女性

インビザライン矯正は、クリンチェックを使用することで、治療開始から終了後の歯並びがどう改善するかシミュレーションできます。また、シミュレーションだけでなく、治療計画の修正ができるのもメリットです。

クリンチェックを使用することで、歯科医師と患者様とが理想とする歯並びのイメージを共有できるので、安心して治療が受けられます。クリンチェックによるシミュレーションが気になる方は、インビザライン矯正を検討してみてはいかがでしょうか。

インビザライン治療についてお悩みがある方は、島根県浜田市にあるかずあきデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。