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インビザラインとワイヤー矯正が装着された歯の模型を持っている女性

インビザラインと裏側矯正どちらがいいの?それぞれの違いを詳しく解説!

2023年1月18日

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

「装置が目立たない矯正をしたい」という方は、インビザラインか裏側矯正のどちらかで悩まれる方が多いです。どちらも矯正していることが気付かれにくいので、見た目を気にされる方にとっては嬉しい治療法です。

この記事では、インビザラインと裏側矯正の特徴をそれぞれ説明しています。治療法の選択で悩まれている方はぜひ参考にしてください。

インビザラインとは?

インビザラインを持っている

インビザラインとは、取り外しが可能なマウスピースを1日20〜22時間以上装着することで歯並びを整える、マウスピース矯正の中でも代表的な治療法です。使用するマウスピースは、最初にまとめて製作され、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。当初は、インビザラインで治療可能な症例は限られていましたが、ここ数年で幅広い症例にも対応できるようになりました。

インビザラインのメリットは?

インビザラインのメリットは、以下の3つです。

・装置が目立ちにくく、矯正していることが気付かれにくい

・装置を取り外せるため、お口のケアをしやすい

・違和感や痛みが少ない

それぞれを詳しく解説します。

装置が目立ちにくく、矯正していることが気付かれにくい

インビザラインの装置は透明なマウスピースなので、装着していても気付かれにくいでしょう。接客業などで見た目を気にされる方や、結婚式を控えているけどすぐに治療を始めたい方などにおすすめです。

装置を取り外せるため、お口のケアをしやすい

インビザラインは装置を取り外せるため、歯磨きなどのお口のケアをしやすいです。ワイヤー矯正は歯の表面に装置を接着しているのでブラッシングが難しく、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。その点、マウスピースはブラッシング時に装置を取り外せるため、しっかりお口のケアができます。

違和感や痛みが少ない

ワイヤー矯正はワイヤーで固定するため、調整後はしばらく締め付けられるような痛みが出ます。インビザラインは取り外しが可能なマウスピースを装着するため、締め付けられるような痛みは少ないでしょう。

しかし、まったく痛みが出ないわけではありません。歯を動かすので多少の痛みは伴います。また、ワイヤー矯正は歯の表面にたくさんの装置を接着するため、慣れるまではお口の粘膜が傷つきやすく、口内炎になってしまうこともあります。その点、マウスピースは薄いため、それほど違和感がありません。

インビザラインのデメリットは?

インビザラインにはデメリットもあります。インビザラインのデメリットは、以下の4つです。

・きちんとマウスピースを装着していないと治療が進まない

・飲食のたびにマウスピースを取り外してブラッシングをする必要がある

・紛失しやすい

・インビザラインでは治療できない症例もある

それぞれを詳しく解説します。

きちんとマウスピースを装着していないと治療が進まない

取り外しが可能な装置のため、お口のケアをしやすいメリットがありますが、きちんと装着しなければ治療が進まないというデメリットもあります。ワイヤー矯正は固定されているので、着実に歯を動かすことが可能です。インビザラインは指示された装着時間を守らずにさぼってしまうと治療が進まず、治療期間も延びてしまいます。

飲食のたびにマウスピースを取り外してブラッシングをする必要がある

インビザラインでは、マウスピースを装着したまま飲食ができません。マウスピースを装着したまま飲食をすると、破損や虫歯、歯周病の原因になります。水を飲む程度なら装着したままでも問題ありませんが、基本的には飲食をするたびにマウスピースを取り外す必要があります。再度マウスピースを装着するときも、きちんと歯磨きをしてからでないと、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

紛失しやすい

飲食のたびにマウスピースを取り外さないといけないため、外食などに出かけるとマウスピースを紛失してしまうことが非常に多いです。マウスピースを取り外したときにティッシュに包んでしまうと、ほかの人が気付かずに捨ててしまうことがあります。マウスピースを取り外したときは必ず専用の容器に入れて保管するようにしましょう。

インビザラインでは治療できない症例もある

インビザラインは、ここ数年で幅広い症例に対応できるようになりましたが、それでもインビザラインでは治療が難しいケースがあります。歯の移動量が多い場合や捻れている歯を動かす場合などは、ワイヤー矯正のほうが適しています。

裏側矯正とは?

歯の模型の歯の裏を歯鏡で確認している

裏側矯正とは、歯の裏側にブラケットと呼ばれる装置を接着するワイヤー矯正のことです。通常のワイヤー矯正よりも治療の難易度が高く、治療期間も長くなりやすいですが、装置が目立ちにくいので見た目を気にされる方におすすめです。

裏側矯正のメリットは?

裏側矯正のメリットは、装置が目立たないという点です。歯の裏側に装置を接着しているので、外出先で食べ物が装置に挟まったとしても目立たないでしょう。

裏側矯正のデメリットは?

裏側矯正のデメリットは、以下の5つです。

・違和感をおぼえやすく、舌が傷つきやすい

・治療期間が長くなりやすい

・慣れるまで話しにくい

・ブラッシングが難しい

・費用が高額

それぞれを詳しく解説します。

違和感をおぼえやすく、舌が傷つきやすい

歯の裏側に装置を接着するので、舌に装置が当たりやすくなります。慣れるまでは違和感をおぼえやすく、舌のあちこちが傷ついてしまうこともあります。特に上下とも裏側矯正を選択した場合、最初は粘膜のトラブルに悩むでしょう。装置が目立ちやすい上の歯は裏側矯正にして、装置が目立ちにくい下の歯は通常のワイヤー矯正にすると、違和感を減らせ、費用も抑えられます。

治療期間が長くなりやすい

裏側矯正は、治療の難易度が高く、通常のワイヤー矯正よりも治療期間が長くなことが多いです。すべての症例で治療期間が長くなるわけではないですが、治療前にどれくらいの治療期間がかかるか歯科医師に確認しておきましょう。

慣れるまで話しにくい

歯の裏側に装置を接着することによって舌の邪魔になり、話しにくさを感じる方も多いです。慣れれば気にならなくなりますが、最初は発音にも問題が出やすいでしょう。

ブラッシングが難しい

通常のワイヤー矯正でもブラッシングが難しいですが、裏側矯正はさらにブラッシングの難易度が上がります。適切なブラッシングができていなければ、虫歯や歯周病などのトラブルになりやすいため、歯科衛生士にブラッシング指導を受けるようにしましょう。

費用が高額

裏側矯正は、通常のワイヤー矯正よりも難易度が高い治療のため、費用も高額です。自由診療なので歯科医院によって費用は異なりますが、1,000,000〜1,500,000円ほどかかるでしょう。

インビザラインと裏側矯正の違い

インビザラインとワイヤー矯正の装置が付いた模型を持っている

インビザラインと裏側矯正の共通点は、矯正していることが周囲に気付かれにくい点です。

しかし、治療法はまったく異なります。それぞれの違いを表にまとめてみました。

〈インビザラインと裏側矯正の違い〉

インビザライン 裏側矯正
見た目 目立ちにくい 目立ちにくい
費用 相場では700,000〜1,000,000円程度 相場では1,000,000〜1,500,000円程度
治療期間 ワイヤー矯正とそれほど変わらず、治療に消極的だと治療期間が長くなることもある 通常のワイヤー矯正よりも治療期間が長くなることがある
違和感 少ない 強い
トラブル 装置を紛失しやすい 装置により舌が傷つきやすい
お口のケア 通常通りにブラッシングが行える 装置が裏側に付いているため、ブラッシングがより難しくなる

インビザラインと裏側矯正どちらがおすすめ?

4つの豆電球が並んでおり1つだけ電気が付いている

インビザラインと裏側矯正で迷われている方は「目立ちにくい矯正」を希望されている方が多いのではないでしょうか。

2つの治療法の大きな違いは、取り外しが可能か、固定式かという点です。しっかりマウスピースの装着時間を守って治療に取り組めるのであれば、費用を抑えられて痛みも少ないインビザラインを選択したほうがいいでしょう。

しかし「マウスピースを装着するのを忘れてしまいそう」という方は、治療が進まず失敗する恐れもあるため、裏側矯正を選択したほうがいいかもしれません。インビザラインは幅広い症例に対応できるようになりましたが、それでもインビザラインでは治すのが難しい症例もあります。その場合はワイヤー矯正で治療することになりますが、装置が目立つことに抵抗があるのであれば裏側矯正をおすすめします。

まとめ

治療椅子に座りインビザラインを装着しようとしている女性

インビザラインも裏側矯正も、矯正していることが気付かれにくい治療法です。インビザラインは違和感や痛みも少なく、費用を抑えられるメリットがありますが、自分で装置の管理を行い、指示されたとおりに装置を装着しなければ治療が失敗する可能性もあります。

一方で、裏側矯正は、インビザラインでは治療が難しい難症例にも対応できますが、治療の難易度が高く、費用が高額です。また、舌が傷つきやすいなどのトラブルも起こりやすいでしょう。自分自身がどれだけ治療に積極的に取り組めるのか、違和感や粘膜のトラブルに耐えられるのかを検討されたうえで治療法を選ぶことをおすすめします。

インビザラインを検討している方や疑問がある方は、島根県の歯医者「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

歯の模型と治療器具が置かれている

インプラントが入っていてもインビザライン治療はできる?メリットや治療法について解説!

2023年1月11日

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

「インプラントが入っていても歯並びをよくしたい」と考えている方は少なくないと思います。

今回は、インプラント治療をしていてもインビザライン矯正はできるのか?インビザラインとインプラントのどちらから先に治療したほうがいいのか?インプラントが入っている状態でインビザラインを受けるメリット・デメリット、治療法について詳しく解説します。

インプラントとインビザライン

インビザラインを持っているメガネをかけた女性

「インプラントとインビザラインの両方を受けたい」とお考えの方は少なくありません。インプラントがすでに入っている方だけでなく、現在歯がない、もしくは抜歯が必要な状態で、歯並びもよくしたいと考え、インプラントを検討している方もいらっしゃるでしょう。「せっかくならインプラントとインビザラインを同時にしたい」という方もいらっしゃいます。

しかし、インプラントとインビザラインはまったく別の治療であるため、同時進行は難しいです。

まずは、インプラント治療とインビザライン治療について詳しく説明します。

インプラント治療とは?

インプラント治療とは、歯がない部分の歯茎にインプラント体を埋め込み、その上にかぶせ物を装着して、歯がない部分を補う矯正治療です。

治療の流れとしては、歯科用CTなどで精密検査を行い、治療計画を立て、歯周病など事前に治療が必要なものを終わらせてからインプラント手術を行います。インプラント手術自体は1〜2回で終わりますが、その後、骨とインプラント体がしっかりくっつくのを待つ期間が必要です。その間に仮歯で噛み合わせの調整を行い、最終的なかぶせ物の型取りをして装着すれば治療は終了です。

インプラントは、見た目も機能も自分の歯と同じように再現できるのが最大のメリットといえます。歯を失った際の治療には、インプラント以外に入れ歯やブリッジもありますが、インプラントは、ほかの治療に比べて治療期間が長く、費用も高額になるのがデメリットでしょう。

インビザライン治療とは?

インビザライン治療とは、マウスピース矯正の1種です。マウスピースを1日20〜22時間以上装着して、歯並びを整える矯正治療です。ワイヤー矯正と違って装置が目立ちにくく、痛みも少ない点が人気の理由といえます。

マウスピースは自分で取り外しが可能なので、歯磨きなどのお口の管理がしやすいメリットがありますが、治療に消極的でマウスピースを十分な時間装着できていないと治療が進まないデメリットもあります。

インビザラインは、ほかのマウスピース矯正と違って型取りが1度で済むのも大きな特徴です。最初にシミュレーションで治療の流れを確認できるため、患者側も安心して取り組めます。

インプラントが入っているけどインビザライン治療はできる?

絵が描かれた5つのサイコロが置かれている

結論からいうと、インプラントが入っている状態でもインビザライン治療は可能です。

ただし、重要なのは「インプラント自体を動かせないこと」です。症例によっては、インプラントが入っているためにインビザライン治療ができないこともあります。

インビザライン治療ができないケースとは

インプラントが入っていてインビザライン治療ができない症例は、以下の3つです。

・インプラントの本数が多すぎる
・インプラントの部位による
・歯周病が進行している

それぞれの症例を詳しく解説します。

①インプラントの本数が多すぎる

「インプラントを動かすことはできない」と先ほどご説明しましたが、インプラントの本数が多すぎると、当然動かせない歯が多くなるため、矯正治療の計画自体が難しいです。

現在、どのような歯並びで、どこにどれくらいインプラントが入っているのかによって治療計画は異なるので、一概にはいえませんが、インプラントの本数が多いほどインビザラインは難しくなるといえるでしょう。

②インプラントの部位による

例えば、上の前歯にインプラントが1本入っていて、前歯の歯並びを全体的に引っ込めたいという場合、インプラントの歯は動かすことができないので、前歯を全体的に引っ込める矯正は難しいでしょう。

インビザラインではなく、インプラントのかぶせ物だけをやり直して多少の角度修正をすることは可能ですが、埋めたインプラント体の角度は変更できません。また、下の歯との噛み合わせも考えなければいけません。そのため、インプラント治療を受ける際に見た目などの要望がある場合は、事前に歯科医師に相談しておいたほうがいいでしょう。

③歯周病が進行している

インビザラインに限らず矯正治療全般でいえることですが、歯周病が進行していたり骨量が少なくなっている場合、矯正治療を受けるのが難しくなります。矯正治療によって骨がさらに下がってしまう可能性があるからです。

インプラント治療もインビザライン治療も年齢制限はありませんが、骨の状態によって治療ができるかできないか判断します。歯周病が進行していても、インビザライン治療を受ける前に歯周病治療を受けて、改善できれば治療ができることもあります。その際も、これ以上歯周病が進行しないようケアが必要です。

インプラントが入っている状態でインビザライン治療をするメリット

親指を立ててグッドサインを出している

インプラントが入っていることで、インビザライン治療を効率よく進められることもあります。

インプラントは動かすことができないので、インプラントを固定源としてほかの歯を移動させることが可能です。歯を動かす量が多い症例の場合、固定源があるとより短期間で歯を移動させることができます。

インプラントが入っている状態でインビザライン治療をするデメリット

UNABLEのブロックと金のハサミが置かれている

インプラントが入っている状態でインビザライン矯正をするデメリットは、インプラント部分は動かせないことです。そのため、症例によってはインビザライン矯正ができないこともあります。また、インプラント治療を先にしている場合、インビザライン矯正を始める前の歯並びに合わせてインプラントの噛み合わせを調整しています。インプラント治療後にインビザライン矯正を行うと、当然歯並びとともに噛み合わせも変わってしまうので、噛み合わせの再調整が必要になります。インプラントのかぶせ物を再度作り直したり、場合によってはインプラント自体を埋め直さなければいけないこともあるでしょう。

こういったデメリットを考えると、インビザライン治療を先にしてインプラントを埋めるスペースを残したほうがいいです。

インプラントが入っている状態でのインビザラインの治療法

歯の模型とレントゲンで説明している歯科医師

インプラントが入っている部位や歯並びの状態によって治療法も変わってきます。例えば、インプラントが奥歯に1本入っていて、前歯だけをインビザラインの部分矯正で治す場合、インプラントが入っていることを気にせずに治療可能な場合が多いです。

しかし、インプラントが入っている状態で全体の歯並びをインビザラインで矯正する場合は、事前に綿密な治療計画が必要になります。歯科医師によっては、インプラントが入っていることで矯正を推奨しない場合もあるでしょう。インビザライン治療は、矯正歯科専門医でなくても多くの歯科医院が取り組んでいます。インビザラインはコンピューターによってシミュレーションを行うので、どの歯科医師が治療しても結果は同じと思われがちですが、そんなことはありません。シミュレーションに対し、歯科医師が治療計画を付け加えたり修正したりする必要があります。矯正に関する知識が乏しく正しい診断ができなければ、治療結果も変わってしまうのです。

また、すべての治療が計画通りに進むわけでもありません。予期せぬ事態に対応できなければ治療は失敗してしまうでしょう。インプラントが入っている場合は、インプラントを固定源にしてほかの歯を動かせるメリットもありますが、インプラントが入っている状態でのインビザライン治療は、歯科医師の知識や技術、経験が必要といえます。そのため、矯正歯科専門医で治療を受けたほうがいいでしょう。

矯正用インプラント「アンカースクリュー」とは?

歯の模型を手に説明している女性の歯科医師

歯を失った場合の治療で用いるインプラントとは別に「アンカースクリュー」と呼ばれる矯正用のインプラントがあります。アンカースクリューは歯を動かす際の固定源として埋められるもので、矯正治療期間のみ使用します。つまり、矯正が終わると取り除くことが可能です。

アンカースクリューを用いて歯を動かすことで効率よく歯を動かせるようになるので、矯正治療期間を短縮できます。歯の移動量が多い場合や、これまで難しかった方向に歯を動かすことも可能です。アンカースクリューはチタン製の小さいネジを埋めるので、手術自体が短時間でそれほど痛みを感じません。

歯を失った場合のインプラントとはまったく別物ではありますが、通常のインプラントは矯正の際に、このアンカースクリューの役割を果たせることがあるのです。

まとめ

型取りされた歯の模型とインビザラインが置かれている

インプラントが入っている状態でもインビザライン治療は可能です。

ただし、インプラントは動かすことができないので、インプラントの本数が多かったり、インプラントの部位や骨の状態によってはインビザライン矯正を受けられない場合があります。現在インプラントを入れておらず、今後インプラントとインビザライン治療の両方を希望する場合は、先にインビザライン治療を受けるほうがいいでしょう。あらかじめ歯科医師に「あとでインプラント治療もしたい」と伝えておけば、インプラントを埋めるスペースを残した矯正治療の計画を立ててくれます。

インビザラインを検討している方や疑問がある方は、島根県の歯医者「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。ご自身に合った方法で矯正治療をスタートしましょう。

歯ブラシ・歯磨き粉・マウスウォッシュが置かれている

インビザラインを清潔に保つ!洗浄方法や注意点について解説!

2023年1月4日

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

インビザラインは、透明で目立ちにくいマウスピースを装着して行なう矯正治療です。食事などのときに取り外せるのがメリットである一方で、マウスピースを洗浄するといった管理をしなければなりません。

今回は、インビザラインを清潔に保つための洗浄方法や注意点を解説します。

インビザラインを洗浄しないとどうなる?

右の頬を押さえている男性

インビザラインは計画通り歯を動かすため、1日20〜22時間装着することが推奨されています。新しいマウスピースに交換するまでの期間は1~2週間ほどで、その間は同じマウスピースを装着します。そのため、正しく洗浄できていないと以下のようなトラブルが生じる可能性があります。

・インビザラインや口の中が不衛生になる

・むし歯や歯周病を引き起こす

・口臭の原因になる

詳しく解説していきます。

インビザラインや口の中が不衛生になる

インビザラインの洗浄を怠ると細菌が繁殖し、マウスピースや口の中が不衛生になります。食事のあとや就寝前はインビザラインを外し、歯磨きをしてから再び装着します。いくら歯がきれいな状態でも、インビザラインの洗浄が不十分だと口の中に細菌が広がってしまいます。

さらに、不衛生なインビザラインを装着することは、口内炎を引き起こす原因になります。口の中が不衛生になることで、常在菌であるカンジダ菌が増殖するためです。インビザラインをしっかり洗浄し、口の中が清潔な状態であれば、常在菌が増殖することはありません。

むし歯や歯周病を引き起こす

細菌が繁殖したインビザラインを長時間装着していると、むし歯や歯周病を引き起こす可能性があります。特に、むし歯になることで歯が大きく変形すると、インビザラインが合わなくなることも考えられます。新たにインビザラインを作り直す必要があり、治療期間が延びてしまいます。また、矯正治療は歯を動かすために歯や骨に強い力がかかります。歯周病に罹患したまま矯正治療を続けると、歯周病がさらに進行する恐れがあります。

インビザライン矯正中のむし歯や歯周病は、症状にもよりますが優先的にしなければならない場合もあります。インビザラインを中断する可能性もあり治療が滞るため、インビザラインを清潔に保つことが重要です。

口臭の原因になる

インビザラインが不衛生なことで増殖した細菌は、口臭の原因にもなります。特に、インビザラインを長時間装着していると、唾液が口の中に行き渡りにくくなり乾燥しやすくなります。乾燥した状態で不衛生なインビザラインを装着することは、口臭をさらに発生しやすくする原因になるのです。

また、インビザラインはプラスチックの一種であるポリウレタンでできていて、においが移りやすい素材です。インビザライン自体のにおいを防止するためにも、正しく洗浄する必要があります。

インビザラインを洗浄する方法

歯の模型を歯ブラシで磨いている

インビザラインを清潔に保つためにも正しく洗浄しましょう。インビザラインを洗浄する方法は、以下のとおりです。

・優しくこすりながら水洗いする

・マウスピース用の洗浄剤・洗浄機を使用する

詳しく解説していきます。

優しくこすりながら水洗いする

外出先やふだんの簡単なお手入れであれば、外したインビザラインを指でこすりながら水洗いをしてください。インビザラインの細かい溝などは、毛先のやわらかい歯ブラシを使って汚れを落としましょう。

マウスピース用の洗浄剤・洗浄機を使用する

手洗いでは落としきれないインビザラインの汚れやにおいは、マウスピース専用の洗浄剤や洗浄機を使用すると手軽に除去できます。以下の方法から、金額や使用方法を比較して自分に合った商品を選択しましょう。

・つけ置きタイプ

・泡スプレータイプ

・超音波洗浄機

それぞれ解説していきます。

つけ置きタイプ

つけ置きタイプの洗浄剤は、洗浄剤を溶かした水に一定時間インビザラインを浸しておきます。つけ置き時間は商品によって異なりますが、5~30分ほどの短時間で汚れを除去できます。長時間インビザラインを外し、歯並びが戻るといった心配もありません。洗浄剤の形状は、タブレットや粉末などさまざまですが、洗浄剤を使用すると、水や手洗いでは落ちにくいタンパク質汚れや細菌などを効果的に除去できます。つけ置き後は洗浄剤を水でしっかり洗い流しましょう。

泡スプレータイプ

泡スプレータイプの洗浄剤は、インビザラインに吹き付けて一定時間放置して使用します。放置時間が1~5分といった短時間の商品が多いため、外出先などでの洗浄にも向いています。洗浄効果や使用後に洗い流す点はつけ置きタイプと同様です。

超音波洗浄機

超音波洗浄機は、高速振動によって発生したミクロな泡が押しつぶされたときに生じる衝撃波で汚れを破壊します。汚れや細菌を機械的に除去するため、手洗いや洗浄剤よりさらに強力な洗浄効果が期待できます。

インビザラインはどれくらいの頻度で洗浄するべき?

カレンダーと鉛筆が置かれている

インビザラインの洗浄頻度は、基本的には食事をするために取り外した際に洗浄するのが理想的です。最低でも1日に1回は必ず洗浄してください。在宅中や就寝前などは歯ブラシを使って丁寧に洗浄すると効果的です。これらの基本的な洗浄方法に加えて、洗浄剤を使用した洗浄を行なうとよりインビザラインの清潔が保てます。

洗浄剤は毎日使用しても構いませんが、難しければ週に1〜2回の使用でも十分効果的です。

インビザラインを洗浄するときの注意点

両手の人差し指でバツを示している医者

インビザラインを誤った方法で洗浄すると、十分な洗浄効果が得られなかったりインビザラインが変形したりする恐れがあります。結果的に治療に支障が出ることも考えられるため、正しい方法で洗浄しなければなりません。

インビザラインを洗浄するときの注意点は以下のとおりです。

・やわらかい歯ブラシでこする

・研磨剤入りの歯磨き粉を使用しない

・マウスピース専用の洗浄剤を使用する

・洗浄後は乾燥させる

・熱湯は使用しない

それぞれを解説していきます。

やわらかい歯ブラシでこする

インビザラインを洗浄するときは、やわらかい歯ブラシを使いましょう。

毛先が硬い歯ブラシを使ってこすると、インビザラインに傷がついてしまいます。目には見えないほどの細かい傷でも、細菌が入り込んで増殖する原因となるため注意が必要です。

研磨剤入りの歯磨き粉を使用しない

インビザラインを洗浄するときは歯磨き粉を使うのは避けてください。

歯磨き粉には汚れを落としやすくするため研磨剤が配合されています。研磨剤入りの歯磨き粉でインビザラインをこすると、マウスピースの表面に傷がつき細菌が繁殖する原因になるため使用を控えましょう。

マウスピース専用の洗浄剤を使用する

インビザラインにはマウスピース専用の洗浄剤を使用しましょう。

似た用途で使用する商品に入れ歯の洗浄剤がありますが、インビザラインの洗浄には推奨できません。洗浄成分が強いなどが原因で、インビザラインが変形したり劣化したりする恐れがあります。

洗浄後は乾燥させる

食事や人前で話すなどでインビザラインを外す際には、洗浄後に乾燥させて保管しましょう。

濡れたままケースに入れるなどして保管すると、菌が繁殖する原因になります。ケースに入れるのであれば蓋を開けておくなどするとよいでしょう。

熱湯は使用しない

インビザラインの洗浄に熱いお湯を使うのはやめましょう。

ぬるま湯程度であれば問題ありませんが、熱いお湯となるとインビザラインが変形する恐れがあります。インビザラインが変形すると歯に合わなくなり作り直しが必要になります。治療期間が長くなることも考えられるため注意しましょう。

まとめ

黄色と青の歯ブラシとタオルが置かれている

インビザラインは、1日20~22時間という長時間装着することで歯を動かす治療方法です。インビザラインの洗浄を怠ると、不衛生なマウスピースを長時間装着していることになりかねません。インビザラインは毎日装着するため、正しく洗浄して快適に矯正治療期間を過ごしましょう。

インビザラインを検討している方や疑問がある方は、島根県の歯医者「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。ご自身に合った方法で矯正治療をスタートしましょう。