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インビザライン治療中に滑舌が悪くなる原因と対処法を解説!

2023年8月28日
インビザラインを専用のケースに収納する

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

インビザラインは、透明のマウスピースを装着して歯並びを整える矯正方法です。透明なので装置が目立たず、痛みを感じにくいことから人気が高まっています。

基本的にマウスピースをつけたまま過ごす治療なので「会話が問題なくできるのか」「滑舌が悪くなることはないのか」と不安を感じる人もいるでしょう。

今回は、インビザライン治療中に滑舌が悪くなる原因と、対処法を詳しく解説します。

インビザライン治療中は滑舌が悪くなる?

口を尖らせて考える女性

インビザラインは、違和感はあっても滑舌への影響は少ないといわれています。ワイヤー矯正ではブラケットやワイヤーを歯に固定するので、滑舌が悪くなったと感じる方が非常に多いです。

インビザラインで使用するマウスピースの厚さは0.5mm程度で、口内にフィットする設計になっているため、喋りにくいと感じることは少ないのです。

しかし、何もなかった口内にマウスピースが入るので、異物感・違和感から滑舌が悪くなったと感じることもあります。人前で話す機会が多い仕事をしている人などは、滑舌が悪くならないか気になるでしょう。

時間の経過とともに改善されるので、過度に心配する必要はありません。

インビザライン治療中に滑舌が悪くなる原因

机に置かれた?と虫眼鏡が書かれた木のブロック

滑舌が悪くなる原因として比較的多いのは、思い込みです。

マウスピースを装着したばかりのときや新しいマウスピースに交換したばかりのときは、特に違和感をおぼえやすいとされています。そのため、滑舌が悪くなったと感じることがありますが、実際にはそれほど変化していないことが多いです。

しかし、実際に滑舌が悪くなるケースもあります。具体的な原因は、以下のとおりです。

マウスピースに慣れていない

インビザラインで使用するマウスピースは0.5mm程度の厚みしかありませんが、上下の歯に装着すると1mm程度の厚みになります。

口内に髪の毛が入り込み、噛んで違和感をおぼえたことがある方もいるのではないでしょうか。非常に細い髪の毛を噛んだ違和感に気づけるほど、歯は敏感なのです。そのため、口内にマウスピースが入っている違和感に慣れるまでは、喋りにくい、滑舌が悪くなったと感じるでしょう。長くても1週間程度で慣れる方が多いです。

マウスピースと舌が接触する

滑舌が悪くなるのは、舌の動きが制限されたときです。インビザラインのマウスピースは0.5mm程度の厚みしかないので、舌の動きはそれほど制限されません。

しかし、口内の違和感に敏感な方もいるでしょう。マウスピースと舌が接触することが気になって、舌の動きを無意識に制限する場合があります。

口の中が乾燥している

特に、インビザラインを始めたばかりのときは、不慣れなためにマウスピースを装着すると口を少し開けることがあります。口が開いている時間が長いと、口の中が乾燥して舌の動きが悪くなり、滑舌が悪くなったと感じることにつながります。

マウスピースを適切に装着できていない

マウスピースをしっかりと装着できておらず、浮いたような状態になっていると、マウスピースに舌が触れて滑舌が悪くなることがあります。マウスピースが変形している場合も口内にフィットしないので、滑舌が悪くなるでしょう。

インビザライン治療中の滑舌が気になるときの対処法

体の横を指さして笑う女性

滑舌が気になるからと、マウスピースの装着時間を短くすることはやめましょう。計画どおりに矯正治療が進まなくなります。

滑舌が気になる場合の対処法は、以下のとおりです。

思い込みかどうか確認する

まずは、本当に滑舌が悪くなっているのか確かめましょう。

マウスピース装着中に、家族など身近な人に滑舌が悪くなっていないか尋ねてください。スマホで録音しながら文章を読み、録音した音声を聞くなどすると、滑舌が悪くなっているかどうか客観的に判断できます。

インビザラインに慣れる

インビザラインは違和感や痛みが少ない治療法とされていますが、まったく違和感がないわけではありません。インビザラインの装着時間を守り、時間の経過とともに慣れていきましょう。

異物感・違和感に慣れることで、滑舌も改善されることがあります。初めてインビザラインを装着したときや、新しいマウスピースに交換したときに出る違和感は、2〜3日で慣れることが多いです。長くても1週間で慣れるでしょう。

1週間以上経っても違和感がある場合は、マウスピースが変形している可能性や適切に装着できていない可能性があります。一度歯科医院を受診して、確認してもらってください。

会話のトレーニングをする

マウスピースを装着した状態で会話することに慣れましょう。

早く慣れたい場合は、マウスピースを装着したまま会話をする機会を増やしてください。

トレーニングの方法

意識して会話の機会を増やす以外にもトレーニング方法はあります。

一人のときでも、意識して文章を声に出して読むなどするとトレーニングになります。特に苦手な発音を、ゆっくりとはっきり声に出してみましょう。

影響を受けやすい発音は、サ行・タ行・ラ行・ナ行です。「さ・さ・さ」など苦手な発音を繰り返す、苦手な発音が入った単語を声に出すなどするとよいでしょう。例えば「魚」「ささみ」「ハサミ」「いぐさ」など、単語の前・真ん中・後ろに難しい発音が入っているものを、声に出して発音してください。

単語の発音に慣れたら、早口言葉にチャレンジしてもよいでしょう。早口言葉はマウスピースを装着していなくても難しいので、うまく言えなくても気にせずに、気軽にトレーニングしましょう。

<早口言葉の例>

・赤巻き紙、青巻き紙、黄巻き紙(あかまきがみ あおまきがみ きまきがみ)

・生麦生米生卵(なまむぎ なまごめ なまたまご)

・此の竹垣に竹立て掛けたのは、竹立て掛けたかったから、竹立て掛けた(このたけがきにたけたてかけたのは たけたてかけたかったから たけたてかけた)

口をしっかり閉じる

マウスピース装着時に口を開ける癖がついている場合は、意識して口をしっかり閉じましょう。

口が開いていると、お口の中が乾燥して滑舌が悪くなります。口を開ける癖は、歯並びにも悪影響を与えます。インビザライン治療が終わったあとも口を開ける癖が改善されなければ、再び歯並びが乱れるかもしれません。

マウスピースをしっかり装着する

マウスピースを指で圧接しただけでは、しっかりと装着できていない可能性があります。

インビザライン治療の際は、チューイーというマウスピースを装着するための補助用具を手渡されることが多いでしょう。特に、アタッチメントという突起を歯につける場合は、手だけでは装着しづらいです。必ずチューイーを使ってマウスピースを装着しましょう。

うまく装着できない場合は、受診してマウスピースの装着方法を再度教えてもらってください。

マウスピースの状態を確認してもらう

マウスピースが変形しているかの判断はご自身では難しいので、歯科医院で確認してもらう必要があります。

チューイーを使って適切に装着しても、違和感・異物感があり、滑舌が気になる場合は、マウスピースの状態を確認してもらいましょう。

まとめ

インビザラインを持って笑う女性

インビザラインは、ワイヤー矯正と比べて違和感が少なく、滑舌が悪くなることはほとんどありません。インビザラインは、話しにくさや滑舌が気になる方に適した矯正方法です。

インビザラインを使用して滑舌が悪くなったと感じるときは、思い込みや慣れていないことが原因の場合が多いです。なかなか慣れずに滑舌が気になり続ける場合は、歯科医院を受診して確認してもらいましょう。

インビザラインについてお悩みがある方は、島根県浜田市にあるかずあきデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。

インビザラインで使用する「チューイー」とは?使用のタイミングや使用方法について詳しく解説!

2023年2月15日
オレンジの背景に歯とたくさんのガムが置かれている

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

インビザラインの治療で使うチューイーとは、アライナーを歯に密着させるための補助具のことです。マウスピースが浮いていると治療が計画通りにすすまない可能性があるため、チューイーの使用は非常に重要といえます。

今回は、チューイーを使うタイミングや使用方法について詳しく解説します。

インビザラインで使用する「チューイー」とは?

インビザラインを脱着する人

チューイーとは、インビザラインの治療で用いるアライナーというマウスピースを装着するための補助具のことです。シリコン製で弾力があり、形はロール状になっています。使用しやすいようにチューイーに棒が付いているものや、ガムのような感覚で噛めるフレーバー付きのものもあり、種類は豊富です。

チューイーが治療費として含まれている場合はアライナーと一緒に渡されますが、治療費に含まれていない場合は別途自分で購入する必要があります。矯正歯科で購入できますが、インターネットでも販売されています。値段は1袋5本入りで500円程度です。

インビザラインは、歯にマウスピースがフィットしているかで治療効果が変わります。マウスピースが浮いてしまうと、歯に十分な力がかからず思い通りに動かせません。うまくはまっていないと、痛みが出ることもあります。インビザラインを計画通りにすすめ、治療の精度を上げるには、チューイーの使用が欠かせません。

チューイーを使用するメリット

カラフルな背景にMERITと書かれたブロックが置かれている

チューイーを使用するメリットは、以下のとおりです。

  • 治療の精度が上がる
  • 血行促進が期待できる

それぞれ詳しく解説します。

治療の精度が上がる

チューイーを噛むことにより、歯にマウスピースを最大限にフィットさせることができるため、効率的に歯を動かすことが可能になります。

マウスピースが浮いていると、歯に十分な圧力がかからず、治療の進行度が悪くなります。マウスピースを新しいものに取り替えた直後は20分以上噛む必要があるため、チューイーの使用を面倒に思うかもしれません。また、装着方法に慣れてくると手指だけで済ませたくなるでしょう。

しかし、治療の精度を上げるにはチューイーの使用が重要です。自分の感覚では歯にぴったりと張り付いているように感じていても、実際はマウスピースが浮いている場合があります。特に、歯の重なりが大きい症例やアタッチメントを使用している場合は、歯とマウスピースの間に隙間ができやすい傾向にあります。

チューイーは治療効果をよくする役割があるため、積極的に使用しましょう。

血行促進が期待できる

チューイーを噛むことで、歯の周辺組織の血行がよくなります。

歯科矯正は、顎の骨や歯茎の代謝に合わせて歯を動かしていくため、組織の代謝がいいと歯が動きやすくなります。噛む動作は顎の骨を刺激し、歯の周辺組織の血流をよくします。血行促進は代謝アップにつながるため、チューイーの使用により治療がスムーズにすすみやすくなるでしょう。

チューイーを使用するタイミング

砂時計とカレンダー

チューイーを使用するタイミングは、マウスピースを装着するときです。

新しいマウスピースに取り替えてすぐの頃は、歯列がマウスピースに馴染んでいないため隙間ができやすいです。インビザラインは治療段階に応じて1〜2週間ごとにマウスピースを新しいものに交換しますが、交換した直後のマウスピースには歯を動かすためのスペースが作られているので、手指だけでの装着には限界があります。また、アタッチメントが付いたアライナーは馴染みにくい性質があるため、マウスピースをはめる際はチューイーを使いましょう。

チューイーの使用方法

オレンジのシャツを着た女性が右上を見て口を指差している

チューイーは、前歯から奥歯にかけて順番に噛んでいくと、効果を最大限に引き出すことができます。以下に、詳しい手順を紹介します。

①マウスピースを両手の指ではめる

マウスピースの装着は「前歯→奥歯」が鉄則です。両手の親指と人差し指を使って、丁寧にはめていきます。指でマウスピースを押し込むように、歯に馴染ませていきましょう。

②前歯でチューイーを噛む

チューイーを噛むときも、前歯から奥歯にかけて噛んでいきます。噛みきるように、上下の前歯を使ってチューイーを噛んでください。

③奥歯に向かって横にずらしていく

前歯の部分が馴染んできたら、隣の歯にチューイーをずらしていきます。

アタッチメントを取り付けている場合や歯の重なりが大きい方は、歯とマウスピースの間に隙間ができやすいため、しっかり噛みこむようにしましょう。

④奥歯でチューイーを噛む

奥歯で噛むときはチューイーを2つ使用して、左右バランスよく噛みましょう。ガムを噛むようにチューイーを噛むと、歯にマウスピースが張り付くようにフィットします。

⑤歯にフィットしているか鏡で確認する

最後に、マウスピースが歯にぴったりと張り付いているか鏡でチェックしましょう。フィットしているように思えても、鏡で見ると浮いている場合があります。隙間が見られるようなら、もうしばらくチューイーを噛んでください。

チューイーを使用したにもかかわらず、マウスピースが大きく浮いている場合は、アライナーが歯列に合っていない可能性が考えられます。チューイーを使っても歯とマウスピースの隙間が埋まらない場合は、1つ前のマウスピースに戻して、医師に相談しましょう。

チューイーを使用するときの注意点

頬を手のひらで押さえて微笑んでいる長髪の女性

チューイーは、使用方法を誤るとかえってインビザラインの治療に支障をきたす恐れがあります。チューイーを使用するにあたっての注意点も把握しておきましょう。

左右バランスよく噛む

チューイーは、左右バランスよく噛まなければマウスピースの装着が乱れることがあるので、全体的にまんべんなく均等に噛むことが重要です。

インビザラインの治療では、マウスピースが奥歯にぴったりとはまっているほど治療の完成度がよくなります。奥歯の調和が弱いとスムーズに歯が動かない場合があるため、奥歯は念入りに噛むようにして、マウスピースを歯にしっかりと馴染ませましょう。

両方の歯で同時に1本のチューイーを噛むことが難しければ、2本使用しても構いません。

使用時間に注意する

チューイーの使用時間は、マウスピースを交換してからの経過日数によって異なります。

新しいマウスピースに取り替えてから数日間は特に浮きやすいため、就寝前などに20〜30分ほど噛むとぴったり歯にフィットさせることができます。数日経つと歯列がマウスピースに馴染んでくるため、使用時間を2〜3分程度に短縮してよいでしょう。

チューイーを噛む時間が長いと顎関節や筋肉を傷める可能性があるため、長時間の使用は避けましょう。

痛みや違和感が強い場合は医師に相談する

チューイーの使用によって歯が押される感覚があるかもしれませんが、歯の圧迫感はマウスピースがぴったりとはまっている証拠です。特に、新しいマウスピースを装着して初めのころは、歯列の馴染みが浅いため痛みを感じやすいでしょう。

歯の痛みが強い場合や不安な場合は、医師に相談するといいでしょう。

手入れをする

チューイーは一回ごとに捨てるわけではありません。使用後は水洗いして清潔に保ちましょう。

マウスピースと同様に、濡れたまま密閉して保管すると雑菌が繁殖する可能性があります。洗浄後は乾燥させることが大切です。また、マウスピースの専用ケースと一緒にチューイーを保管することで、装着時に忘れずに使用できるでしょう。

定期的に交換する

チューイーの弾力性が低下したり、うまく噛みこめなくなったりしたら、新しいものに交換しましょう。また、チューイーが裂けたり破損した際は使用を続けず、新しいものに交換してください。

チューイーは、平均的に10日ほどで弾力性がなくなってくるといわれています。アライナーの交換時期も1〜2週間なので、マウスピースを取り替えると同時にチューイーも新しいものに変えるといいでしょう。

チューイーを紛失してしまったときの代用品

青い背景に白いブロックと赤いブロックが置かれている

代用品は、チューイーほどの効果は得られず、マウスピースを傷つける危険性があります。代用品の使用は、すぐにチューイーを用意できない場合など緊急時のみにしましょう。

また、チューイーや代用品を使わず、アライナーをそのまま噛んで馴染ませようとすると破損につながるのでやめましょう。アライナーは非常に硬く、マウスピースが傷つくリスクが高いです。マウスピースは手指もしくはチューイーを使って装着しましょう。

タオル

厚みのあるタオルをチューイーの代わりに噛むことで、マウスピースを歯に馴染ませることができます。薄手のタオルしかない場合は、厚みが出るよう丸めて噛むといいでしょう。

ティッシュペーパーまたはキッチンペーパー

弾力性がないため大きな効果は得られませんが、ティッシュペーパーやキッチンペーパーもチューイーの代用品になりえます。厚みが出るように何枚か重ねてから折りたたむのがおすすめです。

ただし、ティッシュペーパーやキッチンペーパーは水分を吸収するとへたってしまうので、長時間の使用は厳しいでしょう。

ガーゼやティッシュペーパーを巻いた割り箸

割り箸は上記の代用品よりも噛み応えがあるため、より深く噛みこむことができるでしょう。

しかし、割り箸の素材によってはマウスピースが傷つく可能性があります。必ずガーゼやティッシュペーパーなどを巻きつけてから使用してください。

まとめ

インビザラインを脱着する笑顔の女性

チューイーの使用を面倒に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、インビザライン治療をスムーズにすすめるためには、使い方に注意しながらチューイーを継続的に使うことが大切です。チューイーは、マウスピースを歯にしっかりと馴染ませることができるため、インビザラインの治療精度が上がります。アライナーの保管ケースと一緒に管理することで、チューイーの使用を習慣化させることができるでしょう。

インビザラインやチューイーについてお悩みがある方は、島根県浜田市にあるかずあきデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。

 

 

【マウスピース矯正】インビザラインとアソアライナーの違いとは?

2023年1月25日
片手にマウスピースを持った白衣を着た女性

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

矯正治療の中でもマウスピース矯正は装置が目立ちにくく、人気があります。「矯正をするならマウスピース矯正がいい」という方もいらっしゃるでしょう。マウスピース矯正といってもさまざまな種類があります。

今回はマウスピース矯正の中でも特に人気が高いインビザラインとアソアライナーの特徴についてご説明します。2つの治療法の違いをわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは?

水色の台の上にマウスピースが置かれている

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正です。世界中で採用されている治療法であり、マウスピース矯正の中でもっとも主流な治療法といえるでしょう。

インビザラインの治療法

インビザライン矯正は、マウスピースを1日20〜22時間以上装着し、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換して歯並びを整えていく治療法です。最初に印象採得した歯型をもとに、治療で使用するすべてのマウスピースを製作するため、型取りが一度で済みます。

インビザラインのメリット

インビザラインのメリットは、以下の3つです。

・型取りが一度で済む

・多くの症例に対応できる

・装置の違和感が少ない

型取りが一度で済む

インビザラインがほかのマウスピース矯正と大きく違う点は、型取りが一度で済むということです。最初の型取りの情報から治療計画を立てて、ゴールまでのマウスピースをまとめて製作します。

多くの症例に対応できる

インビザラインは多くの症例に対応できるようになり、矯正治療の中でも主流な治療法です。当初は対応できる症例が限られていましたが、現在では抜歯が必要な矯正治療にも対応できるようになりました。

しかし、実績がある歯科医院でないと難症例の対応は難しいため、歯科医院選びが重要です。

装置の違和感が少ない

インビザラインのマウスピースは歯茎は覆わず、歯だけを覆います。そのため、装置を使用しても違和感をおぼえる方は少ないです。マウスピース矯正は長時間装置を装着しなければいけない治療なので、装置の違和感が少ないのは大きなメリットといえるでしょう。

インビザラインのデメリット

インビザラインのデメリットは、歯の形状を変えられないため、虫歯に注意しなければならないことです。

インビザラインは最初の型取りで、すべての装置を製作します。そのため、途中で歯の形状が変わる虫歯治療などは行えません。歯の形状が変わらない虫歯治療であれば、矯正期間中にも行えますが、基本的にはインビザラインを行う前に虫歯治療を終わらせておく必要があります。万が一、歯の形状が変わる虫歯治療が必要になった場合、マウスピースを再度製作しなければいけません。そうなると、装置が完成するまでに時間がかかるので、治療期間も延びてしまいます。

アソアライナーとは?

歯の治療器具が水色のマスクの上に置かれている

アソアライナーもマウスピース矯正の一種です。インビザラインと同様に透明のマウスピースを使用し、歯並びを整えていきます。矯正治療後に後戻りしてしまった場合に、アソアライナーが使用されることもあります。

アソアライナーの治療法

アソアライナーは1日17時間以上装置を装着し、2週間ごとに装置を新しいものに交換して、歯並びを整えていく治療法です。アソアライナーのマウスピースは、その都度型取りを行い、製作します。

アソアライナーのメリット

アソアライナーのメリットは、以下の4つです。

・治療の正確性が高い

・矯正中の虫歯治療にも対応できる

・装置の仕上がりが早い

・比較的費用が安い

治療の正確性が高い

アソアライナーは、装置を製作するたびに型取りが必要ですが、そのときの歯並びに適したマウスピースを製作できるというメリットがあります。歯がどれくらい動いているのかを確認しながら治療を進められるため、治療の正確性が高いです。

インビザラインは、一度にすべてのマウスピースを製作するため、思わぬトラブルなどで歯の形状が変わってしまった場合、マウスピースが合わなくなってしまう可能性があります。アソアライナーは、その都度型取りをしてマウスピースを製作するため、歯の形状が変わってしまっても臨機応変に対応できます。

矯正中の虫歯治療にも対応できる

アソアライナーは、製作するたびに型取りを行うため、矯正中の虫歯治療にも対応できます。矯正期間中に虫歯治療が必要になり、歯の形状が変わってしまったとしても、治療後に再度型取りをして新しいマウスピースを製作することが可能です。

装置の仕上がりが早い

インビザラインのマウスピースはアメリカで製作されます。さらに、すべての装置をまとめて製作するため、仕上がりまで時間がかかってしまいます。その点、アソアライナーは日本国内で製作されるため、仕上がりスピードが早く、インビザラインよりも早く矯正治療をスタートできます。

比較的費用が安い

アソアライナーは、インビザラインに比べて比較的安価な傾向にあります。相場は200,000〜300,000円ほどです。

アソアライナーのデメリット

アソアライナーのデメリットは、以下の3つです。

・都度型取りが必要である

・適応症例の範囲が狭い

・違和感をおぼえやすい

都度型取りが必要である

アソアライナーは、装置を製作するために都度型取りをします。都度型取りをすることで、虫歯治療も臨機応変に対応できるメリットはありますが、型取りの多さに苦痛を感じてしまう方もいるでしょう。

適応症例の範囲が狭い

アソアライナーの適応症例は、インビザラインのように多くありません。前歯の歯並びを整えるなど、簡単な部分矯正にしか対応ができません。

違和感をおぼえやすい

インビザラインもアソアライナーも透明なマウスピースを使用するため、見た目の差はそれほどありません。

しかし、歯のみを覆うインビザラインのマウスピースに対して、アソアライナーのマウスピースは歯茎部分まで覆うため、形は大きめです。そのため、インビザラインと比較すると違和感をおぼえやすいでしょう。

インビザラインとアソアライナーを使用するうえでの注意点

キャミソールを着た女性が左手を頬に当て、右手の人差し指を立てている

インビザラインもアソアライナーも透明なマウスピースを使用した矯正治療なので、共通した注意点があります。インビザラインとアソアライナーを使用するうえでの注意点は、以下の3つです。

・装置の装着時間を守る

・装置を装着したまま飲食しない

・マウスピースの衛生管理が必要である

それぞれ詳しく解説します。

装置の装着時間を守る

インビザラインもアソアライナーも取り外しが可能なマウスピースを使用して治療を行います。決められた時間装着しなければ歯を動かすことができないため、治療が進まず、治療が失敗してしまうケースもあります。

取り外しが可能な装置を用いて矯正治療を行う場合、患者さん自身の意識が一番重要です。

装置を装着したまま飲食しない

装置を装着したまま飲食はできません。水程度なら飲むことは可能ですが、装置を装着したまま飲食をすると破損したり、不衛生な状態になってしまいます。

飲食をする際は必ず装置を外し、食後の歯磨きをしてから装着するようにしましょう。

マウスピースの衛生管理・保管が必要

歯磨きなどでマウスピースを取り外すたびに洗浄しましょう。しっかり洗浄できていないと、装置に菌が繁殖してしまうため、お口の中の環境も悪くなってしまいます。マウスピース専用の洗浄剤なども販売されていますので、装置を清潔に保つためにもぜひ活用してください。

衛生管理だけでなく、保管にも気を付けましょう。装置を外したときは、紛失防止のため、必ずマウスピースケースに保管することが大切です。

インビザラインとアソアライナーの違い

両手で比較するポーズをしている白いブラウスを着た女性

インビザラインとアソアライナーはどちらもマウスピース矯正であるため、共通点も多いですが、違う点もいくつかあります。インビザラインとアソアライナーの違いを表にまとめてみました。

〈インビザラインとアソアライナーの違い〉

インビザラインアソアライナー
装置の装着時間1日20〜22時間以上1日17時間以上
通院頻度2〜3か月に1回1か月に1回
費用幅広い症例にも対応できるため、費用が高くなる
全顎矯正の場合、700,000〜1,000,000円ほどかかる
相場は200,000〜300,000円だが、部分的な矯正に限られるため、費用は比較的安価である
違和感歯のみを覆うマウスピースのため、違和感は少ない歯と歯茎を覆うマウスピースなので、インビザラインの装置と比較すると違和感をおぼえやすい
適応症例幅広い症例に対応できる前歯の歯並びを整えるなど、部分的な矯正に限られる
型取り最初に一度だけその都度型取りが必要

インビザラインとアソアライナーどちらがいいの?

木で作られたテコが置かれている

インビザラインとアソアライナーのどちらで治療するか悩まれる方が多いですが、選択できる治療法はご自身の歯並びの状態によって異なります。全顎矯正の場合は、アソアライナーで治療できないため、インビザラインで治療することになるでしょう。

どちらの治療法でも対応できる症例の場合は、型取りをその都度行うか、一度で済ませたいかを基準に考えてみてください。一度で済ませたほうが楽ではありますが、装置が完成すると歯の形状を変えることはできません。治療中に虫歯になってしまうと、インビザラインでは歯の形状を変えられないため、できる虫歯治療は限られてしまいます。型取りが苦手な方はインビザラインのほうがいいでしょう。

また、インビザラインとアソアライナーは装置の装着時間が異なります。アソアライナーはインビザラインに比べて装着時間が短いですが、基本的にはどちらの治療でも食事と歯磨きのとき以外は装置を装着したほうがいいです。そのため、装置の装着時間で治療法を選択する必要はありません。

まとめ

マウスピースケースと歯鏡、歯形に装着されたマウスピースが置かれている

インビザラインもアソアライナーもマウスピース矯正ですが、治療法が異なります。インビザラインのマウスピースはアメリカで製作されるため、治療をスタートするまでに2か月ほどかかります。それに対して、アソアライナーのマウスピースは日本国内で製作されるため、2週間程度で完成し、インビザラインよりも早く治療を始められます。

また、インビザラインとアソアライナーは治療できる症例も大きく異なります。インビザラインは幅広い症例に対応できるのに対して、アソアライナーで治療できる症例は限られています。それぞれの特徴をよく理解して、ご自身に合ったマウスピース矯正を選択してください。

インビザラインを検討している方や疑問がある方は、島根県の歯医者「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザラインと裏側矯正どちらがいいの?それぞれの違いを詳しく解説!

2023年1月18日
インビザラインとワイヤー矯正が装着された歯の模型を持っている女性

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

「装置が目立たない矯正をしたい」という方は、インビザラインか裏側矯正のどちらかで悩まれる方が多いです。どちらも矯正していることが気付かれにくいので、見た目を気にされる方にとっては嬉しい治療法です。

この記事では、インビザラインと裏側矯正の特徴をそれぞれ説明しています。治療法の選択で悩まれている方はぜひ参考にしてください。

インビザラインとは?

インビザラインを持っている

インビザラインとは、取り外しが可能なマウスピースを1日20〜22時間以上装着することで歯並びを整える、マウスピース矯正の中でも代表的な治療法です。使用するマウスピースは、最初にまとめて製作され、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。当初は、インビザラインで治療可能な症例は限られていましたが、ここ数年で幅広い症例にも対応できるようになりました。

インビザラインのメリットは?

インビザラインのメリットは、以下の3つです。

・装置が目立ちにくく、矯正していることが気付かれにくい

・装置を取り外せるため、お口のケアをしやすい

・違和感や痛みが少ない

それぞれを詳しく解説します。

装置が目立ちにくく、矯正していることが気付かれにくい

インビザラインの装置は透明なマウスピースなので、装着していても気付かれにくいでしょう。接客業などで見た目を気にされる方や、結婚式を控えているけどすぐに治療を始めたい方などにおすすめです。

装置を取り外せるため、お口のケアをしやすい

インビザラインは装置を取り外せるため、歯磨きなどのお口のケアをしやすいです。ワイヤー矯正は歯の表面に装置を接着しているのでブラッシングが難しく、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。その点、マウスピースはブラッシング時に装置を取り外せるため、しっかりお口のケアができます。

違和感や痛みが少ない

ワイヤー矯正はワイヤーで固定するため、調整後はしばらく締め付けられるような痛みが出ます。インビザラインは取り外しが可能なマウスピースを装着するため、締め付けられるような痛みは少ないでしょう。

しかし、まったく痛みが出ないわけではありません。歯を動かすので多少の痛みは伴います。また、ワイヤー矯正は歯の表面にたくさんの装置を接着するため、慣れるまではお口の粘膜が傷つきやすく、口内炎になってしまうこともあります。その点、マウスピースは薄いため、それほど違和感がありません。

インビザラインのデメリットは?

インビザラインにはデメリットもあります。インビザラインのデメリットは、以下の4つです。

・きちんとマウスピースを装着していないと治療が進まない

・飲食のたびにマウスピースを取り外してブラッシングをする必要がある

・紛失しやすい

・インビザラインでは治療できない症例もある

それぞれを詳しく解説します。

きちんとマウスピースを装着していないと治療が進まない

取り外しが可能な装置のため、お口のケアをしやすいメリットがありますが、きちんと装着しなければ治療が進まないというデメリットもあります。ワイヤー矯正は固定されているので、着実に歯を動かすことが可能です。インビザラインは指示された装着時間を守らずにさぼってしまうと治療が進まず、治療期間も延びてしまいます。

飲食のたびにマウスピースを取り外してブラッシングをする必要がある

インビザラインでは、マウスピースを装着したまま飲食ができません。マウスピースを装着したまま飲食をすると、破損や虫歯、歯周病の原因になります。水を飲む程度なら装着したままでも問題ありませんが、基本的には飲食をするたびにマウスピースを取り外す必要があります。再度マウスピースを装着するときも、きちんと歯磨きをしてからでないと、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

紛失しやすい

飲食のたびにマウスピースを取り外さないといけないため、外食などに出かけるとマウスピースを紛失してしまうことが非常に多いです。マウスピースを取り外したときにティッシュに包んでしまうと、ほかの人が気付かずに捨ててしまうことがあります。マウスピースを取り外したときは必ず専用の容器に入れて保管するようにしましょう。

インビザラインでは治療できない症例もある

インビザラインは、ここ数年で幅広い症例に対応できるようになりましたが、それでもインビザラインでは治療が難しいケースがあります。歯の移動量が多い場合や捻れている歯を動かす場合などは、ワイヤー矯正のほうが適しています。

裏側矯正とは?

歯の模型の歯の裏を歯鏡で確認している

裏側矯正とは、歯の裏側にブラケットと呼ばれる装置を接着するワイヤー矯正のことです。通常のワイヤー矯正よりも治療の難易度が高く、治療期間も長くなりやすいですが、装置が目立ちにくいので見た目を気にされる方におすすめです。

裏側矯正のメリットは?

裏側矯正のメリットは、装置が目立たないという点です。歯の裏側に装置を接着しているので、外出先で食べ物が装置に挟まったとしても目立たないでしょう。

裏側矯正のデメリットは?

裏側矯正のデメリットは、以下の5つです。

・違和感をおぼえやすく、舌が傷つきやすい

・治療期間が長くなりやすい

・慣れるまで話しにくい

・ブラッシングが難しい

・費用が高額

それぞれを詳しく解説します。

違和感をおぼえやすく、舌が傷つきやすい

歯の裏側に装置を接着するので、舌に装置が当たりやすくなります。慣れるまでは違和感をおぼえやすく、舌のあちこちが傷ついてしまうこともあります。特に上下とも裏側矯正を選択した場合、最初は粘膜のトラブルに悩むでしょう。装置が目立ちやすい上の歯は裏側矯正にして、装置が目立ちにくい下の歯は通常のワイヤー矯正にすると、違和感を減らせ、費用も抑えられます。

治療期間が長くなりやすい

裏側矯正は、治療の難易度が高く、通常のワイヤー矯正よりも治療期間が長くなことが多いです。すべての症例で治療期間が長くなるわけではないですが、治療前にどれくらいの治療期間がかかるか歯科医師に確認しておきましょう。

慣れるまで話しにくい

歯の裏側に装置を接着することによって舌の邪魔になり、話しにくさを感じる方も多いです。慣れれば気にならなくなりますが、最初は発音にも問題が出やすいでしょう。

ブラッシングが難しい

通常のワイヤー矯正でもブラッシングが難しいですが、裏側矯正はさらにブラッシングの難易度が上がります。適切なブラッシングができていなければ、虫歯や歯周病などのトラブルになりやすいため、歯科衛生士にブラッシング指導を受けるようにしましょう。

費用が高額

裏側矯正は、通常のワイヤー矯正よりも難易度が高い治療のため、費用も高額です。自由診療なので歯科医院によって費用は異なりますが、1,000,000〜1,500,000円ほどかかるでしょう。

インビザラインと裏側矯正の違い

インビザラインとワイヤー矯正の装置が付いた模型を持っている

インビザラインと裏側矯正の共通点は、矯正していることが周囲に気付かれにくい点です。

しかし、治療法はまったく異なります。それぞれの違いを表にまとめてみました。

〈インビザラインと裏側矯正の違い〉

インビザライン裏側矯正
見た目目立ちにくい目立ちにくい
費用相場では700,000〜1,000,000円程度相場では1,000,000〜1,500,000円程度
治療期間ワイヤー矯正とそれほど変わらず、治療に消極的だと治療期間が長くなることもある通常のワイヤー矯正よりも治療期間が長くなることがある
違和感少ない強い
トラブル装置を紛失しやすい装置により舌が傷つきやすい
お口のケア通常通りにブラッシングが行える装置が裏側に付いているため、ブラッシングがより難しくなる

インビザラインと裏側矯正どちらがおすすめ?

4つの豆電球が並んでおり1つだけ電気が付いている

インビザラインと裏側矯正で迷われている方は「目立ちにくい矯正」を希望されている方が多いのではないでしょうか。

2つの治療法の大きな違いは、取り外しが可能か、固定式かという点です。しっかりマウスピースの装着時間を守って治療に取り組めるのであれば、費用を抑えられて痛みも少ないインビザラインを選択したほうがいいでしょう。

しかし「マウスピースを装着するのを忘れてしまいそう」という方は、治療が進まず失敗する恐れもあるため、裏側矯正を選択したほうがいいかもしれません。インビザラインは幅広い症例に対応できるようになりましたが、それでもインビザラインでは治すのが難しい症例もあります。その場合はワイヤー矯正で治療することになりますが、装置が目立つことに抵抗があるのであれば裏側矯正をおすすめします。

まとめ

治療椅子に座りインビザラインを装着しようとしている女性

インビザラインも裏側矯正も、矯正していることが気付かれにくい治療法です。インビザラインは違和感や痛みも少なく、費用を抑えられるメリットがありますが、自分で装置の管理を行い、指示されたとおりに装置を装着しなければ治療が失敗する可能性もあります。

一方で、裏側矯正は、インビザラインでは治療が難しい難症例にも対応できますが、治療の難易度が高く、費用が高額です。また、舌が傷つきやすいなどのトラブルも起こりやすいでしょう。自分自身がどれだけ治療に積極的に取り組めるのか、違和感や粘膜のトラブルに耐えられるのかを検討されたうえで治療法を選ぶことをおすすめします。

インビザラインを検討している方や疑問がある方は、島根県の歯医者「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。