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白いシャツを着た女性がどちらがいいか悩んでいる

インビザラインとワイヤー矯正どちらがいいの?それぞれの違いについて詳しく解説!

2022年12月7日

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

現在、歯列矯正で多く行われている方法はインビザラインとワイヤー矯正ですが、どちらの治療方法が良いか悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、それぞれの治療方法の違いやメリットとデメリットなどについて解説していきます。

インビザラインとは?

口元にマウスピースを近づけている女性

特徴

インビザラインは、アメリカで25年前に開発され、2022年6月時点で1300万人を超える治療実績があります。

アライナーというマウスピースを利用して歯を移動させる矯正治療で、マウスピースを10日〜2週間毎に交換して歯を移動させていきます。

メリット

インビザラインには、以下の3つのメリットがあります。

取り外しが可能である

インビザラインはマウスピースを使用します。

ワイヤー矯正の装置は固定式のため取り外しができませんが、インビザラインでは食事や歯磨きのときなどにマウスピースを取り外すことが可能です。歯のケアがしやすいことで、矯正治療中の虫歯や歯周病の心配も少なくなります。

目立ちにくい

インビザラインで使用するマウスピースは透明なので、周囲の方に矯正をしているということが気づかれにくく、目立ちやすいワイヤー矯正に抵抗がある方には適した治療方法です。

痛みや違和感が少ない

1枚のマウスピースでの歯の移動量は、わずか0.25mmです。そのため、矯正治療に伴う痛みは少なく、マウスピース装着中の違和感もほとんどありません。

デメリット

インビザラインには、以下の3つのデメリットがあります。

症例に制限がある

インビザラインは大きく歯を動かすことは得意ではないため、対応できる症例が限られてしまいます。

比較的軽度な歯列不正の治療には向いていますが、顎に大きなズレのある方や抜歯が必要な場合はインビザラインのみの使用では治療が難しいこともあります。

装着時間を守る必要がある

インビザラインは、1日20〜22時間以上使用することで効果を発揮します。

基本的には食事と歯磨き以外の時間は装着する必要があるので、日常生活の中で使用時間を守れない場合は治療計画通りに歯が移動せず、思うような結果が得られません。

マウスピースの自己管理が必須である

インビザラインのマウスピースは、使用していると歯と同じように汚れが付着します。

歯にぴったりと密着する装置のため、きちんとお手入れをしないで使用すると虫歯や歯周病の原因になってしまいます。毎日歯ブラシでマウスピースの内面を磨いたり、必要に応じて洗浄剤などを使用する必要があります。

ワイヤー矯正とは?

ワイヤー矯正の模型に治療器具を当てている

特徴

ワイヤー矯正は歴史が長く、最も一般的な歯列矯正の方法です。

歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を付けて、そこにワイヤーを通して力をかけることで徐々に歯を移動させていきます。

メリット

ワイヤー矯正には、以下の3つのメリットがあります。

多くの症例に対応できる

ワイヤー矯正では、基本的にすべての歯列不正の治療が可能です。インビザラインでは治療が難しいような症例も対応でき、出っ歯や受け口などがある場合も治療後は口元の印象を変えることが可能です。

細かい調整が可能である

インビザラインはあらかじめ作成されたマウスピースの歯並びに合わせて歯を移動させていきます。

一方、ワイヤー矯正では、ある程度歯並びが改善されたあとに一部だけもう少し動かすなどの細かい調整が可能です。

目立ちにくい装置も選択できる

ワイヤー矯正は、基本的には歯の表側に付ける装置のため目立つ印象がありますが、装置の種類は金属のみならず、セラミックのブラケットや白いワイヤーが選択できたり、歯の裏側に装置を付ける舌側矯正という方法もあります。

デメリット

ワイヤー矯正には、以下の3つのデメリットがあります。

装置が目立ちやすい

メリットでお伝えしたように、ワイヤー矯正は目立ちにくい装置を選択できますが、インビザラインに比べるとどうしても目立ちやすいです。

食事や歯磨きがしにくい

ワイヤー矯正の装置は固定式のため、食べ物が詰まりやすく歯磨きもしにくいため、汚れが溜まったままにしていると虫歯や歯周病の原因になります。歯磨きは時間をかけて行うことが大切です。

痛みが出やすい

インビザラインに比べて、ワイヤー矯正は歯の移動量が大きいため、痛みが出やすいです。痛みがずっと続くわけではありませんが、ワイヤーを交換したり、調整した日から2〜3日は痛みが出やすいといわれています。

また、歯が移動することでワイヤーが奥に伸びて粘膜に刺さってしまうこともあります。

インビザラインとワイヤー矯正の違い

歯科医がレントゲンと歯の模型を使って説明している

インビザラインとワイヤー矯正の違いを分かりやすく一覧でご紹介します。

<インビザラインとワイヤー矯正の比較>

インビザライン ワイヤー矯正
費用 約800,000〜1,000,000円 約700,000〜1,300,000円
治療期間 約2年〜2年半 約2年半〜4年
見た目 目立ちにくい 目立ちやすい
痛み 出にくい 出やすい
歯磨き しやすい しにくい
適応 比較的軽度な歯列不正 すべての歯列不正

表に示した費用や期間はあくまでも全顎治療を行なった際の平均のため、個々のお口の状態や医院によっても違いはあります。

インビザラインとワイヤー矯正のどちらでも部分矯正で治療できる場合もあり、その場合はもう少し治療期間が短くなり、費用も安くなります。ワイヤー矯正の場合は、金属ではなく歯の色に近いセラミックのブラケットを選択したり、舌側矯正の場合は費用が高くなる傾向があります。

インビザラインとワイヤー矯正どちらがいいの?

ピンクのニットを着た女性がマウスピースとワイヤー矯正が付いた歯の模型を持っている

インビザラインに向いている方

インビザラインは、軽度の歯列不正など適している症例は限られてしまいますが、目立ちにくい装置で且つ歯のケアもしやすい方法で矯正を行いたいという方に向いています。インビザラインで治療の大きなメリットは、装置が目立ちにくく取り外しができることでしょう。

また、インビザラインはワイヤー矯正に比べて、比較的短い期間で治療が終了することが多いです。簡単な矯正方法ではありますが、マウスピースを1日20〜22時間以上使用しなければ、きちんとした治療結果は得られません。日常生活の中できちんと装着時間を守ってマウスピースを使用できるかは、インビザライン治療をするうえで重要なポイントです。

ワイヤー矯正に向いている方

ワイヤー矯正は、治療中の見た目は気にならず、時間がかかっても細かい部分も含めてきちんと歯並びを治したいという方に向いています。単に見た目を治すだけでなく、上下の歯を全体的に噛ませることもできるので、食事がしやすくなるなど機能的なメリットも大きいです。

しかし、インビザラインに比べると、調整を行ったあとは痛みが出やすく、固定式の装置に食べ物が詰まりやすいため歯磨きにも時間を要します。治療を始めてから後悔しないように、ワイヤー矯正のデメリットも理解し、納得したうえで治療を開始しましょう。

まとめ

白いシャツを着た人の前に歯の模型がある

今回はインビザラインとワイヤー矯正の治療方法の違いと、それぞれの治療はどのような方に向いているのかを解説しました。

歯列矯正を行ううえで何を重要視するかは人それぞれです。どちらもそれぞれにメリットとデメリット、適した症例があります。どちらの治療が適しているかわからない場合は、両方の治療方法を取り扱っている歯科医院でカウンセリングを受け、歯科医師からアドバイスを受けることをおすすめします。

この記事でインビザラインとワイヤー矯正の違いを理解していただき、治療につながるイメージをもっていただけたら幸いです。インビザラインを検討している方や疑問がある方は、島根県の歯医者「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。ご自身に合った方法で矯正治療をスタートしましょう。

歯科医で説明を受けている

インビザラインで噛み合わせが悪くなるの?その原因と対応方法について詳しく解説!

2022年11月11日

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

インビザラインは、透明なマウスピース型の装置を使って矯正治療を行なうマウスピース矯正ブランドです。装置が目立たず周囲の人に気づかれにくいメリットがある一方で、噛み合わせが悪くなるといった声も聞かれます。

今回は、インビザラインで噛み合わせが悪くなるのか、原因や対応方法について解説します。

インビザラインで噛み合わせが悪くなるの?

歯科医で検診中の女性

インビザラインで矯正治療を行なって噛み合わせが悪くなることは、基本的にはありません。
インビザラインでは、独自の3D治療計画ソフトウェアを使用し、治療開始から治療終了までの歯の動きをシミュレーションします。歯並びはもちろん、噛み合わせもしっかりと確認するため、インビザラインが原因で噛み合わせが悪化することはありません。

正しい噛み合わせとは?

笑顔の女性

インビザラインでは、正しい噛み合わせを目指し矯正治療を進めていきます。

正しい噛み合わせとは、一般的に以下のようなものをいいます。

  1. 上下の前歯の中心が揃っている
  2. 上下の前歯の隙間が5mm以下になっている
  3. 下の前歯が上の前歯の内側にある
  4. 上の前歯が下の前歯に2~3mm被さっている
  5. 上下の奥歯がしっかり噛み合っている
  6. 上下の歯列がどちらもきれいなU字のアーチを維持している

正しい噛み合わせであるかは、自身で鏡を見てある程度は判断ができます。

ただし、最終的な確認は歯科医院で行ないましょう。レントゲン撮影や歯型を採取し、歯並びや噛み合わせをさまざまな角度から診断します。

インビザラインで噛み合わせが悪くなる原因

マウスピース

インビザラインが原因で、噛み合わせが悪くなることは基本的にはありません。

しかし、矯正治療によって歯並びが変わることや不適切なマウスピースの使い方が原因で、噛み合わせが悪くなったと感じることがあります。

インビザラインで噛み合わせが悪くなる原因には、以下のようなものが考えられます。

  • 矯正治療によって歯が動いているため
  • 装着時間が守れていないため
  • マウスピースを正しく使用できていないため

詳しく解説していきます。

矯正治療によって歯が動いているため

矯正治療によって歯が動くことで、噛み合わせに変化が生じて噛み合わせが悪くなることがあります。歯が動くことで起きる噛み合わせの悪さは、インビザラインに限らず矯正治療全般で感じる可能性が高いです。特に、治療を始めた頃やマウスピースを交換したタイミングで違和感をもつ方が多い傾向にあります。

ただし、一時的であることが多く、治療が完了する頃には改善しています。矯正治療が完了したにもかかわらず噛み合わせに不具合がある場合は、歯科医師に相談しましょう。

装着時間が守れていないため

装着時間を守らないことは、噛み合わせに影響が出る大きな原因になります。

インビザラインは1日20〜22時間以上の装着時間を推奨しています。装着時間が短かったり装着していなかったりする日が続くと、シミュレーション通りに歯が動かないばかりではなく「後戻り」が起こります。後戻りが起こると、治療期間が長引く可能性があります。マウスピースが合わなくなり、再製作が必要になる場合もあるため注意しましょう。

マウスピースを正しく使用できていないため

インビザラインで噛み合わせが悪くなる原因には、マウスピースを正しく使用できていないことが挙げられます。

マウスピースの不適切な使用方法は、以下のとおりです。

  • マウスピースが浮いたまま使用している
  • 変形したマウスピースを使用している
  • 交換時期を守っていない

詳しく解説していきます。

マウスピースが浮いたまま使用している

マウスピースを浮いたまま使用していると噛み合わせが悪くなることがあります。マウスピースと歯がしっかり密着していないと、装置から歯に適切な力が掛からず正しく歯が動きません。

変形したマウスピースを使用している

噛み合わせが悪くなる原因のひとつに、変形したマウスピースを使用している場合があります。マウスピースを正しく取り扱っていないと、落としたり踏んだりして変形してしまいます。変形したマウスピースを使用し続けていると、シミュレーション通りに治療が進まない可能性があるため注意が必要です。

また、噛み締めや歯ぎしりをする方は、マウスピースを変形させたり破損させたりする恐れがあります。噛み締めや歯ぎしりがあまりにも強いとインビザラインの適応になりません。ワイヤー矯正などの治療方法はあるため、歯科医師に相談してみましょう。

交換時期を守っていない

マウスピースの交換時期を守らないことは噛み合わせを悪化させる原因になります。インビザラインの交換周期は1〜2週間であることが多いです。交換周期には個人差があり、年齢や歯並びの状況などをみて歯科医師が判断します。インビザラインでは、マウスピースを交換することで徐々に歯を理想的な歯並びになるように動かしています。交換時期が来たにもかかわらず以前のマウスピースを使い続けていても、歯並びは改善しません。

また、自己判断でマウスピースを交換すると、痛みが出たり噛み合わせが悪くなったりする可能性があるので控えましょう。

インビザラインの正しい装着方法と注意点

ビックリマーク

インビザラインで矯正治療を進めるうえで噛み合わせの悪化を防ぐには、マウスピースを正しく装着することが大切です。また、治療中のトラブルを回避するため、マウスピースの取り扱いにも注意しましょう。

インビザラインの正しい装着方法

インビザラインを装着する際は、以下を意識して正しく装着しましょう。

  • 1日20時間以上装着する
  • 指定された交換時期を守る
  • しっかり奥まで装着する

装着時間や交換時期は、歯科医師の指示を守りましょう。マウスピースは浮いたまま使用すると正しい治療効果が得られません。マウスピースを装着する際は、指でしっかりと押して歯に隙間がないか確認しましょう。マウスピースが途中までしかはまっていないのに噛み込んで装着するのは、変形や破損の原因になるため避けてください。

最後にチューイーを噛みましょう。チューイーは、弾力のある素材でできたロール状のチューブで、噛むことで歯とマウスピースの密着度を高められます。

インビザラインを装着しているときに注意すること

インビザラインで矯正治療を行なっているときの注意点は、以下のとおりです。

  • マウスピースを装着したまま飲食をしない
  • 紛失や破損をしない
  • むし歯や歯周病に注意する

詳しく解説していきます。

マウスピースを装着したまま飲食をしない

マウスピースを装着したまま飲食をするのは、破損や変形などの原因になるため避けてください。「飲み物であれば問題ない」と思いがちですが、マウスピース装着中に飲めるのは、基本的には水のみです。甘い飲み物は、マウスピースと歯の間に糖分が蓄積されむし歯の原因になります。

また、ワインやコーヒーなどの色素の濃い飲み物は着色する可能性があるため、マウスピース装着中には控えてください。インビザラインで矯正を行なっているときは、飲食の際はマウスピースを必ず外しましょう。

紛失や破損をしない

マウスピースの紛失や破損には十分注意してください。

マウスピースを外した際に、ティッシュなどに包んでそのまま捨ててしまうことがあります。紛失や破損した場合は再製作しなければならず、治療期間が長くなったり余計な費用がかかったりとあまり望ましくはありません。マウスピースを外した際には、専用のケースに保管するなどしてしっかり管理しましょう。

むし歯に注意する

むし歯の治療のために詰め物や被せ物をして歯の形態が変わってしまった場合は、マウスピースを再製作しなければなりません。

ワイヤー矯正と比較して、インビザラインはマウスピースを取り外せるため歯磨きがしやすいのが特徴です。フロスなどの補助器具も併用してむし歯を防ぎましょう。

インビザラインで噛み合わせが悪くなったと思ったら

マウスピース

噛み合わせの悪さを感じた場合はそのままにせず、すぐに対処することが大切です。

対応方法は以下のとおりです。

  • マウスピースの状態や使用方法を確認する
  • 歯科医師に相談する

詳しく解説していきます。

マウスピースの状態や使用方法を確認する

噛み合わせが悪くなったと感じた場合、まずはマウスピースの状態や使用方法を確認しましょう。マウスピースが変形・破損している場合は、歯に適切な力が加わっておらず噛み合わせが悪化している可能性があります。無理に装着せず、歯科医院へ連絡しましょう。

また、歯科医師が指示した使用時間や交換時期を守れていない場合も、予定通りに歯が動かず噛み合わせに影響が出ることがあります。装着する際は、マウスピースがしっかりと密着するようチューイーを使用してください。マウスピースの使用方法に誤りがあった場合は、歯科医師にその旨を伝え、指示を仰ぎましょう。

歯科医師に相談する

マウスピースの状態や使用方法に問題がないにもかかわらず、噛み合わせが悪いと感じた場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。

噛み合わせが大幅にずれている場合は、マウスピースを再製作し、歯並びや噛み合わせの修正を行なう可能性もあります。矯正治療によって歯が動いているため、噛み合わせが悪くなっている場合は治療が進むにつれて改善します。いずれにしても、不安を感じた場合には歯科医師に相談するのが良いでしょう。

まとめ

歯をいたがるビジネスマン

インビザラインで噛み合わせが悪くなることは基本的にはないため、安心して治療を進めてください。

ただし、矯正治療では、インビザラインに限らず、歯が動く過程で一時的に噛み合わせに変化が生じることがあります。不安を感じた場合は、歯科医師に相談しましょう。また、インビザラインの治療をスムーズに進めるためには、装着時間や交換時期を守ることが重要です。必ず歯科医師の指示に従い、正しく治療を進めましょう。

インビザラインに不安がある方や検討されている方は、浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。